ウチナーンチュ大会、来年１０月２６日開幕 実行委が発足

第６回世界のウチナーンチュ大会の実行委員会が１２日発足し、那覇市のＡＮＡクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで初会合を開いた。

大会日程は、前夜祭を含み２０１６年１０月２６日から３０日までとすることを正式に決めた。　

経済界や国際交流団体、伝統芸能団体や女性・青年団体の代表ら約１２０人が出席し、議案を審議した。

県芸能関連協議会の照喜納朝一会長はうちなーぐちの重要性を指摘し、琉球古典音楽を取り上げた三線イベントを提案した。

県平和祈念財団の上原兼治常務理事兼事務局長は「終戦から７０年を経て平和につながるようなイベントを取り上げてほしい」と説明した。

１６年度予算は約２４００万円を計上。寄付金や協賛金も募る。県庁内には大会事務局の看板が設置された。

川上睦子事務局長は「県人会にもアンケートをし大会に何を期待しているのかを取りまとめていく」と述べた。

開会式と閉会式の会場は、前回に引き続き沖縄セルラースタジアム那覇で開催する予定。前回のイベント入場者総数は約４０万人だった。イベントとして前回と同様にウチナージュニアスタディーツアーや世界若者ウチナーンチュ連合会の世界大会などを行う予定。