沖縄戦から23日で70年を迎えた沖縄では、安倍総理も参列して戦没者の追悼式が行われました。
沖縄では、日本軍の組織的な戦闘が終わった6月23日を「慰霊の日」と定めていて、最後の激戦地となった糸満市摩文仁にある平和祈念公園では、正午前から「全戦没者追悼式」が開かれました。
平和宣言の中で翁長知事は、政府と対立が続く基地問題の解決を求めました。
「政府においては、固定観念に縛られず、普天間基地を辺野古へ移設する作業の中止を決断され、沖縄の基地負担を軽減する政策を再度見直されることを強く求める」(翁長沖縄県知事)
「筆舌に尽くしがたい苦難の歴史を経て、今を生きる私たちが、平和と安全と自由と繁栄を享受していることを噛みしめたい」(安倍晋三首相)
安倍総理はこう述べた上で、アメリカ軍基地の負担軽減と沖縄振興に取り組む姿勢を示しました。
式典会場の隣にある「平和の礎」には、日米の軍民問わず24万人あまりの犠牲者の名が刻まれていて、23日は朝早くから遺族が訪れ、祈りをささげました。
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慰霊の日に仕上がった三線
平和の祈りがいっぱい詰まった三線になりました。
三線は沖縄三線.comで。