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「シークヮーサーの日」制定 9・22 那覇でセレモニー

2017-09-23 13:00:59 | ニュース

制定セレモニーに参加した(左から)もとぶウェルネスフーズの長濱徳勝社長、宮城功光大宜味村長、大城勉JAおきなわ理事長、島尻勝広県農林水産部長、サンエーの上地哲誠社長、JAおきなわの普天間朝重専務=22日、那覇市のサンエー那覇メインプレイス

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沖縄県産シークヮーサーや関連商品の消費拡大を図る「シークヮーサーの日」の制定セレモニーと即売会が22日、那覇市のサンエー那覇メインプレイスで開かれた。主要産地である大宜味村の宮城功光村長が「沖縄のかんきつ果実を象徴するシークヮーサーで、全国民の美容と健康、長寿を祈念し、9月22日をシークヮーサーの日に宣言する」と力強く語った。

しまくとぅばでミカン類を「九年母(クニブ)」と呼ぶことから語呂合わせで制定し、この時期に旬を迎える青切りシークヮーサーを広く宣伝していく。

制定の準備を進めてきた県シークヮーサー消費推進協議会の大城勉会長(JAおきなわ理事長)は「制定を契機に広くPRして、県内や国外で消費拡大していく」と呼び掛けた。製造企業を代表して、もとぶウェルネスフーズの長濱徳勝社長は「付加価値の高い商品を県内で作りたい。大きな産業に育てていこう」とあいさつした。

シークヮーサーの果実には、脂肪の燃焼促進や血糖値の低下、抗炎症作用、肝機能改善の効果などが報告されている。来年度に向けて機能性表示の取得も進められている。

即売会では協議会の会員企業がシークヮーサーを使った商品を特別価格で販売した。帰省中に訪れた藤田はるひさん(28)=東京都在住=は「シークヮーサーが好きで、ゼリーを送ってもらうこともある。健康に良さそうで、ますます飲みたくなる」と話し、完熟飲料やシャーベットゼリーを購入していた。

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那覇市中心部で不発弾処理 国際通り封鎖 コンビニ、周辺店舗は臨時休業

2017-09-23 12:52:08 | ニュース

 

那覇市松尾で23日午前、不発弾処理が行われた。国際通りを含む松尾交差点周辺の道路が同日午前10時20分から交通規制で封鎖され、午前11時14分までに終了した。周辺のコンビニエンスストアや土産品店、Tシャツ店も交通規制の時間帯には一時閉店した。突然の国際通り封鎖や閉店に、国内外から訪れた観光客らが戸惑っていた。

不発弾は8月3日に松尾2丁目のホテル建設工事現場で発見された米国製50キロ爆弾1発。避難対象は半径166メートルの区域で、約千世帯約2500人と約350事業所。避難所となった那覇市役所本庁舎には住民らが避難した。【琉球新報電子版】


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安室奈美恵〝決断〟直前の沖縄ライブ、27曲に魂込め

2017-09-23 00:22:54 | ニュース

 沖縄県出身の歌手・安室奈美恵の25周年記念ライブ「namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA」がデビュー日の16日と17日の2日間、宜野湾市の宜野湾海浜公園野外特設会場であった。20日、40歳の誕生日に引退を発表した安室。今回、自身でセレクトした27曲には、“沖縄の歌姫”の歴史が一つ一つ刻まれていた。17日の公演を取材した。

 秋めいた空に涼しい潮風が吹く会場では、国内外からファンが2日間合わせて約5万2千人(1日約2万6千人)訪れた。県内で行われてきた単独ライブでは、過去最多の観客数となった。会場にはあらゆる世代が集まり、「ナミエ」コールを轟(とどろ)かせた。

 巨大スクリーンに安室とバックダンサーによる円陣が映し出されると、会場は一気にヒートアップ。そのまま「TRY ME~私を信じて~」で幕が上がり、安室はステージの一番上で活気良く歌った。

 前半はデビュー当時の曲が中心だった。「太陽のSEASON」では、青のワンピースで端から端までかけめぐり盛り上げた。22年ぶりに歌うデビュー曲「ミスターU.S.A.」では、デビュー当時の映像が映し出され、ステージ上の安室の動きとシンクロする演出があった。時折恥ずかしそうな表情を見せながらも躍動感たっぷりに踊った。

 中盤では、オレンジと黒のワンピース衣装で、小室哲哉がプロデュースしたヒット曲を中心に歌い上げる。「Chase the Chance」では、切れのあるダンスと力強い歌声を見せた。史上最年少で日本レコード大賞を受賞した「Do’nt wanna cry」が始まると、会場からは大きな歓声が上がった。安室は軽快なテンポで体を動かし、ファンと共に手を振りながら一体感を示した。

 後半は2000年代の曲を披露。「Damage」では、赤と黒の衣装を身に着け、妖艶なパフォーマンスで観客の目をくぎ付けにした。「ROCK U」では、切れのあるダンスと歌が観客の心をつかむ。曲の終盤、安室は観衆に向かって「騒ぎあかせ! 沖縄!」と叫び、盛り上がりは頂点に達した。

 アンコールでは、白のTシャツとオレンジのニーハイブーツ、頭にはハイビスカスのコサージュをつけて登場。11年ぶりに歌った「NEVER END」では、三線の音色に故郷への思いを重ね合わせ情感たっぷりに歌った。

 最後は力強く「Hero」を熱唱し、MCなしで連続27曲を歌い終えた。安室は「今日はありがとうございました。また遊びに来てね。バイバーイ」とファンに向け投げキッスしながらステージを去っていった。その後300発の花火が打ち上がった。今思えば花火は安室がファンに宛てた25年間の感謝の気持ちのようだった。

 20周年を記念した沖縄ライブは、台風接近のため中止。その際安室は「デビュー25周年でリベンジしたい」と語っていた。記念ライブは故郷の地から始めたい。その思いがかなったからこそ潔い“決断”に至ったのだろうか。

 引退まであと1年弱。「最後にできる限りの事を精いっぱいし、有意義な1年にしていきたい。私らしく2018年9月16日を迎えたい」とホームページにつづった安室からは、最後までファンのために、魅力あふれたパフォーマンスを届けたいという意気込みを感じた。(金城実倫)

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 25周年記念ライブの模様は10月22日午後7時からWOWOWで放送される。

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