出品された泡盛を審査する評価員=27日、浦添市の北那覇税務署
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泡盛製造業の発達と品質の向上を目的にした「泡盛鑑評会」が27日、北那覇税務署(浦添市)で始まった。泡盛の匂いが漂いながらも静かな雰囲気の中で、国税局の鑑定官ら26人の評価員が出品された泡盛を審査した。今回は古酒と一般酒合わせて45酒造所の121点が出品された。
評価員は泡盛の外観、香り、味わいなどを吟味し、それぞれ5段階で審査していた。評価員のパッカレ・アレクサンドルさん(フランス出身)は「積極的に泡盛を飲み、香りや味わいをさらに知りたい」と気を引き締めていた。
沖縄国税事務所の島尻博一次長は「ますます品質が向上して、消費者にいい泡盛を飲んでもらいたい」と話した。
評価対象になる「古酒の部」は11月1日に表彰式が行われ、一般酒は評価員のコメントを基にして今後の品質向上を図る。
/【琉球新報電子版】