短編映画「演じる女」の主演を務め、「ジャパン部門ベストアクターアワード」に選ばれた満島ひかりさん(左)=(C)Okinawa Prefectural Government.All Rights Reserved.
吉本興業は21日、国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2021」(同実行委員会主催)のアワードセレモニーで優秀な俳優に贈られる「ジャパン部門ベストアクターアワード」に、県出身女優の満島ひかりさんが選ばれたことを発表した。満島さんはガレッジセールのゴリさんが監督の映画「演じる女」で主演を務めた。
国際短編映画祭は東京都内で6月11日から同月21日まで開かれ、オンライン配信もあった。セレモニーは同月21日に行われた。映画は大宜味村を舞台に、余命わずかな認知症の社長と財産狙いの若い妻の間に隠された秘密を描く人間ドラマ。満島さんは妻・好子役を演じた。
満島さんは「脚本をいただいてから完成まで、変わらず『好き』な作品です。照屋監督のシンプルで気持ちの良い青空のような演出は、すごい!子供の頃から知っている沖縄のスタンダードナンバーを演じ唄う緊張感も、大好きな先輩方との共演もたまらなかったです」とコメント。ゴリさんは「満島ひかりの目からあふれる喜怒哀楽。この映画は満島さんの表現力に魅了された作品です。だからこその受賞なのかなぁ。おめでとうございます」と祝った。
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