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サンエーが沖縄最大級商業施設

2015-10-02 10:48:31 | ニュース
浦添市土地開発公社がキャンプ・キンザー沖の埋め立て地(西海岸第1ステージ)で進めてい
る企業誘致で、浦添市は30日、サンエーを選出したと発表した。サンエーが浦添市内に新設
する子会社が、沖縄県内最大級の複合交流商業施設(総賃貸面積約7万8150平方メートル
)と約200室のホテルの建設工事に2019年までに着手。22年までにオープンする。商
業施設を先行開業し、数年後にホテルを開業する見通し。

浦添市土地開発公社から売却されるのは、第1ステージ(18・3ヘクタール)のうち道路や
緑地を除く約8・55ヘクタールで、価格は1平方メートル当たり5万300円で総額約43
億300万円。新設する子会社が土地を取得し、開発する。商業施設はサンエーが借りて運営
、ホテルの賃借、運営先は未定。

商業施設は5階建てで、4、5階と屋上部分が計約3720台分の駐車スペースになる。
ホテルは6階建てで、収容人数は約400人。

浦添市は将来、第1ステージの沖合を埋め立ててリゾート地にする計画(第2ステージ)で、
キャンプ・キンザーの返還も見据えて第1ステージを「西海岸開発の先駆け」(松本哲治浦添
市長)にしたい考え。
沖合に移設される予定の那覇港湾施設(那覇軍港)は、西海岸の潜在力を可能な限り生かせる
よう位置変更を求めている。

第1ステージの企業公募は13年9月に行われたが、進出の意思表示をした3企業体のうち二
つが辞退。残った一つが書類の不備で審査対象外となった。

そのため、浦添市土地開発公社は外資を含む約30企業からヒアリングし、公募要項を見直し
て自由度を高め、昨年11月から再公募していた。再公募では、進出の意向を同公社に伝えて
いた5事業者のうち、県内1社、県外1社、県外1企業体の計3事業者が辞退。今回選ばれた
サンエーを含む県内2社が具体的な事業提案書を提出していた。

市の土地開発公社は第1ステージを埋め立てるために金融機関から約40億円を借り入れている。







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