映画「闘牛女子。」の舞台あいさつに登壇した比嘉梓さん(前列中央)と真栄平仁監督(後列右端)ら=那覇市の桜坂劇場
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「島ぜんぶでおーきな祭 第13回沖縄国際映画祭」(同実行委主催)が17日、那覇市の桜坂劇場を主会場に始まった。「もう一度、映画館からはじめよう!」をキャッチフレーズに県内各所で長編・短編の映画上映やアート展、配信イベントを行っている。18日まで。
那覇市の桜坂劇場で行われた「闘牛女子。」の上映会には、真栄平仁監督と主演の比嘉梓さん、テーマ曲を担当したHYの新里英之さんらが登壇した。「闘牛女子。」は2020年5月に死去した闘牛写真家の久高幸枝さんの生涯を基にした短編映画。真栄平監督は「台本を書くに当たり、家族や弟子の方たちにお話を聞いた。1人の人の人生なので20分ではごく一部しか表現できなかったが、少しでも彼女の牛に対する愛情が伝わったらと思う」と話した。
「闘牛女子。」を見た幸枝さんの妹・彩さんは「オープニングのカメラを構える場面、両目を開けて撮影する様子がねーねーと同じだった。最初から泣かされっぱなしの感動的な作品だった」と瞳をうるませた。
「島ぜんぶでおーきな祭」では、映画祭開催に合わせて映画19作品を無料配信している。
詳細は映画祭公式サイト
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