国の文化審議会は25日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産候補に、泡盛や日本酒、焼酎などの「伝統的酒造り」を選んだ。
ユネスコ登録に向けて一歩前進したことで、泡盛の酒造所や普及に尽力してきた関係者からは喜びの声があがった。
県酒造組合の佐久本学会長は「泡盛は黒麹菌を使うなど独自の製法を世界中に知ってもらえるチャンス。古酒や年代物もアピールするきっかけにしたい」と声を弾ませる。
組合は21年8月に専門部会を立ち上げるなど、海外輸出にも力を入れている。ユネスコに登録されればさらに追い風となる。
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