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沖縄のことあれこれ。

島のまーさむんが大集合 30回目の離島フェアが開幕

2018-11-23 22:28:02 | イベント

テープカットで開幕した「離島フェア2018」=23日午前、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇

「離島フェア2018」(主催・同実行委員会)が23日、那覇市奥武山の沖縄セルラーパーク那覇で始まった。

25日まで。

今年で30回目を迎えた同フェアでは「まだ見ぬ島の魅力!島の時感!再発見」をテーマに、県内離島の魅力を広く発信していく。

会場では、116社が出展する特産品約980品の展示販売や11市町村16店の離島食堂などが楽しめる。

宮古島の宮古みそや与那国町のよなぐに織、伊江村の伊江島牛など各離島の特産品に来場者は楽しんだ。

 

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外国人の婚姻届 急増 リーガルウエディング

2018-11-22 06:28:58 | ニュース

婚姻届受理証明書を手に笑顔の香港人カップル=21日午後、宜野座村惣慶の「美らの教会」前

外国人カップルが県内の市町村で婚姻届を提出し、証明書の発行を受ける「リーガルウエディング」が増え続け、定着している。

2017年は400件で、13年の157件から2・5倍に増加した。

沖縄でリゾートウエディングを挙げると同時に日本の証明書を得るのが「ステイタス」と受け止められているという。

リーガル婚の9割超が、日本の婚姻証明書が有効な香港のカップルで、多様なリゾートウエディングの一つとして18年も好調だ。

リーガル婚は県内では10年に初めて行われ、徐々に増加。香港を中心にリゾ婚のフェアなどで誘致し、受け入れ体制も整い、増え続けている。18年上半期(1~6月)は137件で17年の半数に満たないが、リゾ婚は10、11月が繁忙期で下半期が伸びるため、今後の上積みが期待されている。


 

香港ではリーガル婚を挙げると本国で宣誓式を行う必要がなく、日本で発行される婚姻届受理証明書が重宝される。

17年は400件中、香港が388件。18年上半期も137件中135件が香港カップルで、圧倒的多数を占める。

21日も香港カップルのキンスレー・レンさん(35)とシルビア・クヮンさん(29)が宜野座村役場で婚姻届受理証明書を受け取り、アールイズ・ウエディング運営の同村惣慶の「美らの教会」で挙式した。家族ら25人も参列した。

2人は本国のフェアで沖縄の太陽やビーチ、綺麗なチャペルの写真を見て、親族からリーガル婚ができると聞いて決めた。これまで大阪などは訪れたことはあったが沖縄は初めてで、一週間ほど滞在し観光するという。「海がきれいで感動した。泳ぎたいのでまた夏に来たい」と喜んだ。


  (仲村良太)

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本土と沖縄、異なる遺伝背景 県内でも地域ごとに違い 琉大・前田教授ら調査

2018-11-21 17:56:12 | ニュース

前田士郎教授の研究グループが分析した県内在住4015人のゲノム情報に基づくデータ。宮古島と久米島在住者のデータは出生地調査を行って色付けしている(前田教授提供)

遺伝学的に比較的均一な日本人の中で、沖縄県出身者は本土とは異なる遺伝背景を持っており、県内でも地域ごとに複数の遺伝集団があることが、琉球大学大学院医学研究科の前田士郎教授の研究チームによって明らかになった。

病気のなりやすさや薬の効き方に遺伝子が関わっていることも分かってきている。解明が進めば、個人に合った治療や予防の実現が期待される。

チームは県内で同意を得た人を対象に、健康診断などで血液や唾液試料を採取した。

ゲノムDNAに含まれる全遺伝情報を読み取って解析を進めている。研究は県の先端医療実用化推進事業の一環で、2016年度から始まり、これまでに1万人以上の同意を得た。ゲノムのデータは匿名化した上で医療情報と合わせて蓄積し、病気の仕組みや薬の効き方の解明につなげる狙いだ。


人のゲノムは約30億の塩基の配列からなり、99.7%は全人類で共通している。0.3%ほどに当たる約1千万に違いがあり、SNP(スニップ)と呼ばれる。SNPのデータ4015人分を分析したところ、沖縄本島と久米島、宮古島の在住者で地域ごとに異なる集団を形成している様子が確認された。

さらに久米島と宮古島のデータにおいて、祖父母の出身地を確認する出生地調査を実施した。それぞれの島の出身者を抽出すると、データのばらつきが減り、よりまとまった遺伝子集団になったという。

前田教授は「地域ごとにここまで違いがあるのは意外だった。詳細な解析の際には地域を分ける必要がある」と話している。


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車エビの生産量1位は沖縄 国内シェアは32% 23日、新報ビルで「車えびまつり」

2018-11-21 05:12:39 | ニュース

22年以上にわたって日本一の生産量を誇る沖縄の車エビ。出荷の最盛期を迎える12月を前に、県車海老(えび)漁業協同組合(安里一月(いつき)組合長)は23日、車えびまつりを那覇市泉崎の琉球新報1階エントランスで開催する。

車エビの試食会(限定1500食)、親子車エビ勉強会や車エビのつかみ取りがある。お歳暮コーナーも設置する。

午前10時半から午後3時半まで、入場無料。


車えびまつりをPRする県車海老漁協の安里一月組合長(左)と具志司参事=19日、那覇市泉崎の琉球新報社

県内は本島北部から与那国島まで18カ所の車エビ養殖場がある。温暖な気候を生かして養殖し、県外物が少ない11月~翌5月に関東地方を中心に出荷しており、生産量は2017年に523トンあった。

全国の統計がある16年は、沖縄は447トンで産出額は22億7100万円、2位の鹿児島県は356トンで17億5100万円だった。

全国シェアは沖縄が32%、鹿児島は26%あった。

同組合によると1995年以降、沖縄が生産量の日本一を維持している。

 

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審査員やスタッフはこどもたち! 「第5回こども国際映画祭in沖縄」が開幕

2018-11-17 19:17:51 | イベント

開幕を宣言したKIFFOの子どもスタッフら=17日午前10時ごろ、那覇市のパレット市民劇場

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子どもたちが審査員やスタッフとして運営に関わる「第5回こども国際映画祭in沖縄(KIFFO、キフォー)」が17日午前、那覇市のパレット市民劇場で開幕した。「映画はココロの栄養だ!!」をモットーに子どもたちの思いやりの心や想像力を育む。今年は県内から総勢30人の子どもたちが参加している。18日まで。

開会式で映画祭ディレクターの宮平貴子さんは「第1回目に参加した子どもたちは高校生になり、映画祭にも協力している。子どもたちの活躍ぶりを感じながら映画祭を楽しんでほしい」とあいさつした。

「こども審査員長」を務める諸見里祐真君(10)=城西小5年=は「審査員全員の意見を尊重して一番素晴らしい作品を選びたい」と意気込みを語った。

上映作品はさまざまな問題を抱えた児童たちと、彼らと向き合う小学校教師の交流を描いた「校庭に東風吹いて」(日本)、台湾のアミ族が住む村で一人の女性が先頭にたって昔ながらの稲作を復活させる実話を基にした「太陽の子」(台湾)、絶滅の危機にひんしたペンギンを救う実話を基にした「オッドボール ペンギン救出大作戦」(オーストラリア)の3作品。

宮平さんによると「海外の作品では自然環境と街の活性化、伝統文化の保存など観光立県の沖縄にとってうちあたいする(※思い当たる節がある)内容だと思う」と語り、「子どもたちの未来のために大人たちはどんな行動ができるのかをテーマにした」と話した。

映画祭では、吹き替えした声優らによるトークセッションも行われ、18日午後にはグランプリを決める。入場料は1作品前売り500円、当日700円。

上映時間はKIFFO公式ホームページ 

【琉球新報電子版】


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