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インド人沸かす「島唄」 宮沢和史さん、エイサー団体や若手民謡唄者、デリー公演

2019-12-18 07:00:21 | ニュース

インド人沸かす「島唄」 宮沢和史さん、エイサー団体や若手民謡唄者、デリー公演

音楽家の宮沢和史さんや琉球國祭り太鼓のメンバーらが出演する公演がこのほど、インド首都デリーにある劇場「シュリーラームセンター」で開かれた。宮沢さんは昨年、国際交流基金ニューデリー日本文化センター主催の「Okinawa KI HAWA(ヒンディー語で沖縄の風)」事業で琉球弧の文化・芸能、歴史を伝えるために単身インドに渡り、インド人の日本語学習者向けに「島唄」を披露。今回は昨年に続くもので、祭り太鼓の佐久田瞬香さん、喜屋武悠さん、具志堅力さん、内間大夢さん、新名美彩子さん、若手民謡唄者のHIKARI(宜寿次光)さん、新垣成世さんらを伴っての公演となった。

叙情あふれる「二見情話」や躍動感たっぷりの「五穀豊穣」などを披露。出演者全員による「島唄」や、アンコールでは宮沢さんの曲「シンカヌチャー(仲間たち)」で盛り上がった。最後に舞台と観客の垣根を越えて全員でカチャーシーを踊った。場内はインド人による指笛が鳴り響き、拍手喝采のうちに幕を閉じた。

宮沢さんは「次回来る時はぜひ民謡の唄者とエイサーを連れていきたいと決意しました。歌や踊りが大好きなインドの方々に必ず受け入れられると確信したからです。結果は想像以上でした。一つの小さな橋がインドと沖縄に懸かった気がします」と語った。

観覧したインド人の日本語学習者は「去年の宮沢さんの歌う沖縄の音楽に感動し、今回は家族と見に来た。このような機会をもっとつくってほしい」と話した。祭り太鼓の喜屋武さんは「インドでも温かく受け入れてもらえることが分かり、エイサーを知らない人々の前でのパフォーマンスをすることの手応えを実感できた」と語った。/沖縄タイムス

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聖火ランナーに具志堅さん、知花さん、ゴリさん 沖縄の著名人多数 14市町村の走行ルートも公表 東京オリンピック

2019-12-17 17:35:18 | ニュース

東京2020オリンピック聖火リレー県実行委員会は17日午後、沖縄県内を走行する聖火ランナー、44の個人・グループ計47人と、14市町村を通るルートを公表した。

ランナーには元プロボクシング世界王者の具志堅用高さん(64)やモデルで女優の知花くららさん(37)など多くの著名人が名を連ねた。聖火をランタンに入れて「ゆいレール」でつなぐほか、座間味村沖をサバニで移動するなど、沖縄独特の走行手段も盛り込まれている。
  

聖火ランナーには最年少は12歳、最年長は94歳と幅広い年代から選ばれた。そのほか、著名人では音楽グループ「HY」やタレントのガレッジセール・ゴリさん(47)、マスターズ陸上世界記録保持者の譜久里武さん(48)、マジシャンのMASA MAGICさん、プロゴルファーの諸見里しのぶさん(33)らが選ばれた。

44の個人・グループの内訳は15が通過市町村からの推薦枠で、29は公募により決定した。どのランナーが推薦枠、公募枠かは公表していない。47人の内訳は男性30人、女性17人。公募に対しては2106人(男性1443人、女性663人)が応募した。大会パートナー企業が募集する枠も含め、県内の総ランナー数は170になる。【琉球新報電子版】

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101年ぶりに暑~い冬に 那覇で27・5度記録 昨日に続き沖縄各地で夏日 冬型の気圧配置弱く

2019-12-17 17:30:52 | ニュース

県内は17日も、高気圧に覆われて各地で高い気温を観測した。

那覇では午後1時28分に27・5度を記録した。沖縄気象台によると、12月中旬の気温が27度を超えるのは、1918年12月22日の27・6度以来。101年ぶりの暑い冬となった。県内の観測地のほとんどで最高気温が25度を超える夏日となっている。
  
気象台によると、来週前半までの最高気温は那覇で22~25度が予測され、平年の最高気温20・7度を超える日が続く見込み。これは平年だと10月中旬から11月上旬ごろの数値だという。
  
18日は、本島地方は気圧の谷の影響で曇り、ところにより一時雨の見込み。一方、最高気温は24度と予想され、引き続き暖かい日となる。先島諸島と大東島地方は高気圧に覆われて、おおむね晴れる見込み。
  
気象台によると、通常はこの時期には大陸の高気圧が張り出して沖縄に寒気が流れてくるが、今年の冬は冬型の気圧配置が弱く、大陸方面からあまり寒気が入ってこないことが気温が下がらない要因という。曇りや雨でも寒くないという日が来週前半まで続く見込みだ。【琉球新報電子版】

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糸満でお手入れ行事 沖縄初開催 全国育樹祭 秋篠宮ご夫妻参加

2019-12-15 08:09:44 | ニュース

全国育樹祭の関連行事に参加され、お手入れをされる秋篠宮ご夫妻

=14日午後4時5分、糸満市山城の県平和創造の森公園(ジャン松元撮影)

*-*-*-*-*-*

沖縄では初開催となる全国育樹祭(主催・県、国土緑化推進機構)が14日始まった。

1993年に全国植樹祭が催された糸満市の平和創造の森公園で当時天皇皇后両陛下がお手植えした樹木に、秋篠宮ご夫妻が枝打ちや施肥をされる「お手入れ行事」を行った。

全国育樹祭は毎年、都道府県持ち回りで開催している。

継続して森を育て守ることの大切さを普及啓発するため、皇族も参加して開催する。

14日のお手入れ行事で秋篠宮ご夫妻は、93年の全国植樹祭で植えられたリュウキュウマツの下枝を切って手入れする枝打ちをし、周辺の土に施肥をした。

会場を出る際には先導や会場の花植えなどを務めた緑の少年団の児童生徒に「どんな花が好きですか」などとお声掛けをしていた。

お手入れ行事に先立ち、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑を訪ね、沖縄戦の戦没者を追悼した。夜は糸満市のサザンビーチホテル&リゾート沖縄でレセプションも開かれた。

15日午前は宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで式典があり、緑化功労者への表彰や緑の少年団活動発表などがある。

秋篠宮ご夫妻は同日、焼失した首里城や紅型の工房、沖縄空手会館なども視察する予定。

 

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きょう、あす沖縄場所 白鵬の首里城土俵入りは見送り

2019-12-14 08:50:53 | イベント

大相撲沖縄場所冬巡業(同実行委員会主催)が14、15日の両日、うるま市具志川ドームで開催される。

関取らが13日、大勢のファンや関係者が見守る中、続々と那覇空港に到着した。

大相撲沖縄場所勧進元の竹岡剛さんは空港での歓迎式で「相撲道の迫力ある取り組み、巡業ならではの組み合いをご披露していただきたい」と激励した。

ミス沖縄の譜久里美樹さんが横綱白鵬と玉鷲、竜電、炎鵬、志摩ノ海に花束を手渡した。

和やかな表情の白鵬は「全力を尽くし、けがなく終わりたい。応援をよろしくお願いします」とあいさつした。

白鵬の首里城での土俵入りは主催者と日本相撲協会が調整していたが、見送りとなった。

白鵬は「地の邪気を払う意味があった」と話し、県民を奮い立たせる意味があったことを示唆した。

5年連続となった沖縄場所は午前9時から午後3時まで。

取組はトーナメント方式で行う。

そのほか朝稽古や初っ切り、相撲甚句など大相撲の魅力が味わえる。

県出身としては木崎海が出場予定。

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