純利益２千万超 最多１０５１社 総額１６１３億、最高更新 １８年度県内ランキング

東京商工リサーチ沖縄支店は、２０１８年度県内法人企業利益ランキング（18年４月～19年３月に決算期）を発表した。

税引き後当期利益（純利益）が２千万円以上の企業は前年度比５・６％増の１０５１社となり、08年度の集計開始以来初めて千社を超えた。

利益の総額は同５・４％増の１６１３億７５８０万円と５年連続で過去最高を更新した。公共工事、民間工事ともに堅調な需要を受けた建設業などを中心に業績が伸びた。

最も利益が大きかった企業は沖縄セルラー電話（那覇市）で、集計を始めた08年度以来、10年ぶりに首位となった。

２位はサンエー（宜野湾市）、

３位に沖縄銀行（那覇市）が入った。

業種別では建設が３７２社あり、全体の35・４％を占めた。19年３月末の県内許可業者４８０９社のうち７・７％が入った。利益総額でも建設が２７７億３９８３万円で17・２％を占め最多だった。佐平建設（那覇市）が同67・１倍の４億５３８６万円、大米建設（同）が同２・１倍の６億１１９７万円、国場組が同２倍の28億４５３６万円と前年度比で倍以上に伸ばした企業も多かった。

集計した今年11月後半時点で合併などにより存在していない企業は対象外となる。このため10月にりゅうせきがグループ再編をしたことに伴い、エネルギーは同36・５％減の67億４４９０万円となった。

前期が黒字で増益した企業は６２１社で、前期赤字からランク入りした企業と合計した実質増益企業は６８８社で全体の65・５％を占めた。減益企業は３３０社だった。

同ランキングは、東京商工リサーチが独自の調査に基づいて入手した数値をデータベース化し、直近の決算数値を基に分析した。

沖縄県内のお正月イベント

【北部】

■ 新春果報でーびる　１月１～５日、本部町の海洋博公園。ハイサイプラザ特設会場では１日に琉神マブヤーのヒーローが新春そばを振る舞う。２日は同会場で餅つき体験や餅の振る舞いがある。噴水広場特設ステージでは１日にＲＢＣｉラジオ出張生放送、２、３の両日に県内アーティストや芸能団体のイベント、４日はクレヨンしんちゃんショーを開く。期間中はおきなわ郷土村本家での琉装着付け体験などもある。同公園管理センター（電話）０９８０（４８）２７４１。

【中部】

■ こどもの国「年末カウントダウン」　３１日午後８時から１月１日午前１時。音楽ライブ、レーザーショー、花火などで新年を迎える。前売り大人１８００円、こども千円。当日大人２２００円、こども１２００円。沖縄こどもの国（電話）０９８（９３３）４１９０。

■ こどもの国「新春初まつり」で干支の引き継ぎ式　１月２日午後２時から。入園料は大人５００円、中高生２００円、小学生と４歳以上１００円、３歳以下は無料。沖縄こどもの国（電話）０９８（９３３）４１９０。

【南部】

■ 首里城公園「新春の宴」　１月１～３日、那覇市の首里城公園。国王、王妃が登場したり、琉球舞踊、旗頭の演舞がある。首里杜館情報展示室では１日４回、新春特別解説会も開かれる。首里城公園管理センター（電話）０９８（８６６）２０２０。

■ 第４２回「摩文仁・火と鐘のまつり」　３１日午後１０時～１月１日午前１時、糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂。戦没者慰霊のたいまつを掲げ、世界の恒久平和を祈念する。玻名城律子さんによる独唱や浦添市吹奏楽団による金管合奏もある。午後５時から参観料無料。沖縄平和祈念堂管理事務所（電話）０９８（９９７）３０１１。

■ ピースフルイルミネーションカウントダウン花火　３１日午後６時から１月１日午前０時半、糸満市摩文仁の市観光農園。首里城をモチーフにした電飾もある。高校生以上千円（前売り７００円。４日まで販売）。中学生以下無料。イルミネーションは５日（午後６時～１０時）まで。ピースフルイルミネーション実行委員会（電話）０９８（９８７）０８０６。

■ 初日の出「かぎやで風」歌い初め・舞い初め　１月１日午前６時４５分～午前７時半ごろ、与那原町東浜の与那古浜公園。雨天中止。町文化協会古典芸能部・山内（電話）０９０（２５０３）１８３０。

■ 第３９回与那原町新春マラソン大会（３キロコース、５キロコース）　１月１日午前９時半（午前８時半受付）、同町東浜のパークゴルフ場をスタート。荒天以外は決行予定。（電話）０９８（８３５）８２２０。

■ 第８回初日の出ヨガｉｎ南城　１月１日午前７時～午前８時半（集合時間は午前６時４５分）、南城市のユインチホテル南城多目的広場。参加費２千円。当日受付は５００円増。ヨガマットレンタルの場合は３００円増（要予約。当日受付の場合はヨガマット持参が必要）。定員７０人。株式会社ストリズム（電話）０９８（９４３）６４６２。