奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

取立山 0705

2020-07-06 10:39:58 | 山登り
取立山 1307.2m
1/5万地図:越前勝山 1/2.5万地図:北谷 No120
2020年 7月 5日(日)5人

行程 6:00 岐南町役場→ 各務ヶ原IC→ 白鳥IC→ 8:32 登山口→ 10:00 山頂→ 10:20 避難小屋で食事10:55→ 大滝→ 駐車地→ 温泉→ 集合地

 当初、銀杏峰に行く予定だったが午後から天気が悪くなるとの天気予報、避難小屋で食事ができる取立山に変更
 今日のメンバーは県内の山の会の中の4人組「Mtチェリー(山桜)」+私
 私の周りには「姫の会:3人」、「クイーンレディス:2人」や私の奥揖斐登山部(7人)など、山岳会に入っていて小グループを作っている人らが多い
 では予想に反し、雨一滴も降らなかった取立山風景を写真で紹介

 9:36 ササユリ

 9:39 レンゲツツジ

9:51 山頂からの風景、三角点は山頂標識があるところの手前でした

 10:00 取立山の標柱

 10:01 手取湖

 10:57 小屋を立直したのか、避難小屋 中に柱などの古材が山ほど薪として積んであった

 11:10 こつぶり山


 12:15 大滝 水量多く圧巻!!

 12:30 植林の中歩く

 12:36 道標

 12:35 駐車地着

☆ 今日の反省など
・下山後、服を着替えていたら、雨が降ってきた、山変えて正解でした(銀杏峰の方が往復2時間ほど行程が長い)
・取立山はミズバショウが有名、1966年の福井県県民体育大会の時、山岳競技の下見をしたところ、コースをはずれて偶然にも発見された、(略)シーズンには尾根筋に長蛇のハイカーの列ができ、腰を下ろす場所がないほど。勝山市や地元青年団が毎年、登山道を整備し、群生地の保護に努めているが、湿原への踏み込みが後を絶たない(2005年発行のの日本山岳誌より)
・最近、コロナ原因の山行中止が多く、山に登る気力がなくなっています。大野の低山歩きを除き、1000m越えの山は6/21の貝月谷以来2週間ぶり
・奥揖斐山荘ブログに徳山門入に行きたいとコメントされたGさん、Gさんブログに「@を半角にしてお便りください」とありましたが、便りできませんでした
 No119「雑談2」の一番下に「目安箱」を作りました、そこへ電話番号と本名を入れてください


 南から北へ(反時計周り)歩きました
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雑談2 0702

2020-07-02 14:51:02 | 奥揖斐の歴史など
雑談2
藤橋城、北海道の山など No119
2020年年7月2日(木)

☆ ブログを見た人から質問を受けた
 車ナンバー1839でなぜ(笑い)、なぜ藤橋城に徳山のこと?、、、

〇 まず「徳山の四季」で(縄文時代の徳山を)紹介した藤橋城を紹介
 この城は、1階がプラネタリウム、2階が宇宙に関するものを展示、3階が藤橋、徳山の歴史関係など、4階がギャラリーと展望台
 圧巻は、プラネタリウム、生解説でその日の夜の星を紹介するため、365日話の内容が異なります

 先進的プラネタリウム投映機「メガスター2B」が映し出す1000万個の美しい星空は、本物以上にも感じられます。美しい星空のもとでゆったりとお過ごしいただけます。時には地球を飛び出し宇宙へも! ぜひ、(冠・金草、花房山の帰りなどに)遊びに来てください 
平日(月火は休館)は13:00、15:00~、土日祝は11:00、13:00、14:00、15:00~約30分 
 今年は6/19日から開館、コロナ拡散防止のため、入場者に検温、マスク着用など注文あり、大人550円
 問合せ先  0585-52-2611
 所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町鶴見332番地1

 藤橋城

〇 次にブログ「7月の山」の1839とは北海道の日高の山のこと
 1839峰は、300名山に入っていないので初めて聞く人もあるでしょうが、この山は北海道の山やの間では最終目標の山の一つです
 北海道の山の魅力は、なんといっても営業小屋がないので人が少ない(特に日高山地)、険しい、山は尖っている、すべて(テント、食糧、水など)自力で運ぶ
 で、私は、これが本当の山登りと思っています。北、南アルプスは景色良くても人が多すぎる。日高山地だと大自然を独り占めです → 昨年9月の私のブログ~1839峰、~ペテガリ岳参照

 これはHPで見たあるガイド屋さんのメニュー。高いのは1839峰(78000円/人)、次いで伏美岳~幌尻岳(68000円/人)、カムイエクウチカウシ山(カムエク:65000円)。予備日入れて1839は4泊5日、伏美岳・カムエクは3泊4日の旅
 これら山に登るには条件が、
  ①日高の山に登ったことがある人
  ②15kgの荷物を背負って、8時間以上歩けること
  ③熊と出会ってけが人が出たら即、山行中止(①~③は記憶で書いています)
  どうです、日高の山に興味でてきました?
 車のナンバー1839の人、上記リストに出てくる「カムエク、エサオマントッタベツ岳」、沢登りの難しい「ピリカヌプリ」には登ったが、1839峰は天候に恵まれず未登とのこと。そう1839峰は憧れの山なんです

 ヤオロマップ岳からの1839峰 2019年9月4日撮影

 ペテガリ岳山頂で大自然独り占め(神奈川のIさん)2019年9月8日撮影 

☆ 道路情報
・温見峠
 根尾越波~大河原経由で温見峠へ行けるそうです(冬期閉鎖解除)
  岐阜土木事務所058-214-9602(施設管理課)に7/2確認

☆ 熊情報 T会館N館長の話(7/1)
・塚のウソ越方面に熊目撃多数とのこと(ウソ越方面は通行止のハズですが)
・ホハレ峠から門入へ約30分のキジヤ平~一里休場(ヤスマ)約40分の間は両岸熊の通り道、今年も目撃情報があったとのこと。門入へ行く人、ご用心

👂👂👂 目安箱
 ブログ内容の間違いとか、耳寄りな情報などありましたら教えてください
 taketo.hunter-cub-ct110@docomo.ne.jp
(手数ですがアドレスをコピーしてメールお願いします)

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徳山の四季 (7月の風景) 0701

2020-07-01 06:01:57 | 奥揖斐の歴史など
徳山の四季(7月の風景)No118
2020年7月1日(水)

7月の徳山の写真は少ない、今回は不動の滝のみ紹介します

 門入の村を奥に外れた所、本流(西谷川)から右に分かれて、入谷(にゅうだに)という谷がある。その谷を上がって再び右に分かれているのが大(おお)入谷、そこから左にとって上がって、また右に分かれている谷を中の谷と呼ぶが、この不動谷はその分岐点から左に更に上がったところにある。
 不動の滝はこれに一の滝、二の滝、三の滝と間をおいて三つかかり、本滝は最奥である。
 昔、福井の猟師が、この滝付近まで来て熊を獲り、日暮れになって野宿した。翌朝福井に発とうとして熊を肩に一歩踏み出したところ急に腹痛がしてきて歩けない。ところが歩けないのでその場にとどまるとその腹痛はひき、再び歩こうとすると激しく腹が痛む。不審に思って辺りをを見回すと、目前の滝に、朝日に輝く金色の不動尊が拝された。そして彼はこのことを伝えに急遽、最寄りの門入の村民のもとへと走ったといわれる。
 尚、この滝は、殊に雨乞いに利益をもたらすと伝えられ、これの祭祀に仕える者も、門入村内、山口佐助他数件の家の世襲とされていて、祈祷の折には、般若心経一巻があげられる。(美濃徳山の地名p258より)


 縄文時代から獲物を求めて、沢を登り尾根を通ったとある。揖斐川町鶴見にある藤橋城内の「東西文化の接点 徳山の縄文時代から」


 北陸系文化(2方向)、関東信州系文化、東海系文化、関西文化とあるが、徳山文化は北陸系文化主と思われます(徳山村史を読むと福井方面からお坊さんが来ているから)


 谷を遡り、魚止め(魚はここまでしかいかない)の滝(高さ約3m)、清め滝(ここで体を清めて、不動尊にお参りに行った:高さ約3m)の2滝を上って不動滝に出る


 不動の滝(2006年7月30日撮影)


 清め滝?を降りる(〃)、このころは沢靴と作業着、作業ヘルメット、軍手で沢登っていた


 新しいカメラで再度撮影(2016年9月4日)、その後、お地蔵様(不動尊?)が滝の右側にあると聞き、写真で拡大して探したがわからず、今年は不動尊を探しに行きたい

☆ 今日の反省など
 福井の人が不動の滝まで熊を獲りにきた。どの道を使って来たのだろう
・徳山村史p768では門入から入谷、高倉(こうくら)峠を越えて越前南条郡との往来があったように思われる、とある。不動山・千回沢山間から北へタンド谷を下り赤谷経由で高倉峠に出たのか
・ 美濃徳山の地名p253には、街道(かいどう)=昔の人たちは尾根道を行き来した街道で塩道でもあった、とある。三周ヶ岳から夜叉ヶ池の方に下りて福井方面に行ったのか、私には想像できない
 街道=根洞(こんどう)谷と金ヶ丸(かねがまる)谷の間の尾根の標高998mの南付近の呼称
・それにしても昔の猟師は、鉄砲・食料などと熊を肩に担いで沢、尾根を歩き福井に帰る。獲物を担ぐ助手はいたでしょうが、今の人では福井までは真似できない
・知人の櫨原出身のSさん、若いころその助手をしていたそうで、下りは熊を転がしていたそう。熊が可哀そうというと、死んでいる(ので可哀そうではない)、と答えられた
・旧徳山村内には、他に徳山馬坂峠、開田(3つ)、上開田、櫨原にも不動滝がある(藤橋・徳之山の風土資産絵地図:雨乞い不動七滝より)

☆ 1/2.5万地図は[広野(岐阜10-4)]ほかを参照してください

☆ 涼しそうな写真を3枚

 右から尖った十勝岳、美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ岳、下って雲に隠れたトムラウシ(2015年7月8日 北海道中富良野町富田ファームから東方向に大雪山系南部を撮影、大雪山系東にあるニペソツ山頂から見る大雪山系も素晴らしいです)


 トムラウシ山南の雪渓(スプーンカット)2013年7月12日


 木曽川鵜飼いの鵜に鵜匠からのご褒美 2017年7月6日
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