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▲大勢の観衆に囲まれてのお田植え祭り
白い狩衣姿の太郎が張り子の牛を抱え進む、その後に次郎が鍬を持って続く。まわりの観衆は遠慮なしに雪を投げつける。雪を被った太郎は、『毎年、毎年、嫌(や)でござる!』と叫ぶ。観衆はどっと大笑い。
3月6日筑北村刈谷沢神明宮で、五穀豊穣を願う恒例のお田植え祭りが行われました。県の無形民俗文化財に指定されている、恵みの雨を祈る祭とのことです。
祭の様子を写真に納めるのは大変、近くで撮ろうと近づくと、誰かまわずに雪が飛んで来ます。観衆は大笑い、楽しい、そして首筋と背中が冷たいお祭りでした。
▼獅子舞の奉納から始まる。本殿には出番を待つ張り子の牛。
▼雪を投げつけられる太郎と次郎。雪は首の中まで。
▼お疲れ様でした。