個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

それぞれのペースで

2017-05-05 11:02:44 | 教室から
こんにちは。
堺市西区上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

昨日は適度に休みをとることがより良いパフォーマンスにつながり、それを維持するために生活をコントロールすることが大切だという話をさせていただきました。

子どもたちにとっての勉強も、これと同じだと思います。勉強に集中できる時間は個人差はありますがらそれほど長くはないでしょう。平均して1〜2時間というところでしょうか。ですからそれ以上勉強を続けても、能率はよくありません。特に勉強の習慣がついていない子どもにとっては、頭が疲労しきっています。勉強してもしても覚えられない状態になってしまいますので、さらに勉強がしんどくなってしまい悪循環です。

受験生となる中学3年生が一番困るのは、まさにこの点です。特に夏休み前になると、学校でも受験モードになる生徒が増え、勉強しなければいけないなという雰囲気になります。さあ、自分も頑張ろうと思い勉強をし始めるのですが、すぐに集中が切れて休憩してしまい、そのままダラダラ過ごし寝る前に、今日も勉強あまりしなかったなーと反省するのです。保護者の方も、そんなお子さんを見て、また勉強せずにサボってばかりいる!と思って、「ちゃんと勉強しなさい!」と怒ってしまうのです。

集中が続かないときは、10〜15分でもいいと思います。テスト前だけでなく、疲れたら休んでかまわないから、とにかく毎日少しでも勉強することが大切です。短い時間でしたら集中して勉強できますし、勉強することがそれほど苦しいとは感じないはずです。少しずつ勉強時間を増やしていけば、勉強することが習慣になり、休憩するタイミングも自分で判断できるという理想的な受験勉強ができます。高校受験で自分の勉強法を身につけることができれば、今後たとえば大学受験などにも大きく役に立ちます。

ONE-Sでも、家で勉強することが苦手な生徒には週ごとに家庭学習のスケジュールを組んでいます。1時間の予定が15分しかできていなくても、頑張って勉強したことを褒めてあげます。勉強時間は自然と増えていきますので、毎日勉強を続けることができるように指導します。そうすることで、子どもたちも自分でも気づかないうちに勉強が習慣になっていくのです。もちろん、受験前には1日15分では勉強時間が少なすぎですから、こういった習慣づけは、中学1年生頃からした方がいいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする