食欲が落ちている

まあ、ただでさえ飽食の時代ですから。
それに、人間の体は元々素食には対応できるようになっているので、当面このままでも問題はないかと思う。
でも、精力的に活動する人間はやっぱり大食いだな、と思うのです。
そして、松浦の執筆速度も食欲が一つのバロメータになっているような気がします。

速ければいいというものでもありませんが、意欲的になれる、というのは重要です。単純作業ではありませんから。
無から生み出す。なんて、かっこいいことはいいません。
ちゃんと手順を踏んで、データを集めて、情報を収集して、プロットを練って書いてます。
でも、それでもやっぱり、最終的に自分の世界を思い描けるかどうかは、精神状態にかかっているのです。

筆が走る。なんていいますが、書いてくれるのは手じゃありませんし、ましてや筆じゃありません。脳みそです。
そのシナプスに電気が走って、回路が組み上がったとき。そのときが物語りが完成したときなのでしょう。あとは、アウトプットするだけです。

そこに至るまでの、まだ過程にいるようです。
なにか、浮上のきっかけをつかみたい。その一心で動いてはいるのですが、今日も相変わらずです。