新しい書き方

数日前に書いたとおり、今新しい書き方で執筆しています。

簡単に言うと、精密な箱庭を用意しておいて、ストーリーは比較的自由に書くというスタイル。
最終ゴールにさえたどり着ければ、経路は問わないというものです。

いざ書き始めてみると、これが意外と大変です。
今までの癖で、つい地図を探している自分がいます。
でも、それじゃあだめなんですよね。

よく、説明不足を指摘されます。
小説は電話で道を教えるようなものなのでしょうか。
こっちだけが、地図を片手に説明しても、どうしても舌足らずになってしまうのですね。

物語が破綻しないように、正確な地形図は必要です。
でも、そのナビをみながら走ったのでは、世界は広がっていかない。
用意はするけど、頭にたたき込んで。後は、キャラクターになりきって街を闊歩する。
そんな心意気でやっています。

締め切りまで、執筆時間のとれる日数が約二週間です。
無謀か、新天地か。
やるだけやってみます。