松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

Kindleが儲かるわけを考えてみた

2012-12-16 15:21:30 | なんでもない日々
楽天が(ほぼ)こけて、アマゾンがKindleを軌道に乗せつつあるのはなにが違うのか。
ちょっと考えてみた。

アマゾンは本屋である。
けど。日本ではちょっと特殊な本屋だ。
アマゾンはかねてから、取り次ぎを通さないで本を売ってきた。
出版社と直接取引をする、アメリカ式の販売方法だった。

楽天も書籍を扱っている。
でも、こっちは旧来の日本式本屋さんがネット通販しているだけのようだった。

電子書籍云々の前に、下準備としてアマゾンは紙の本で中抜きを実現していた。

あと、出版点数の話題。
楽天が写真1枚も1冊にカウントしていたとか。それはそれで問題だが。
でも、アマゾンだってKindleで同人誌と商業誌を同列に扱っている。
それらはKindleの出版点数にカウントされているはずだ。
しかも多くの同人誌はそれほど売れない。端数のお金は支払わないから、そのままアマゾンの懐に残ることになる。
経理上は印税ということになるのだろうが、逆ゴールドポイントみたいなものでアマゾン内にプールされるお金の量は計り知れない。

うまくやりやがったよなぁ。
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