不意を突く、というとなんだかだまし討ちにするみたいですが、これはとても効果的だなと思いました。
ミステリーなんかで、不安をあおりつつ物語を展開していくのはよくあることです(というか、のほほんとしていたらミステリーじゃないし)。
でも、刺激になれきっている現代の人を相手にして、ずっと怖がらせておくことが力量的に無理だと思ったら、作戦としては不意を突くしかないんじゃないかな、と思った次第です。
昨日、2009年制作版の「ゼロの焦点」をみました。
話を知っているから、というのもあるでしょうけど、なんだか間延びしていると思ったんです。
「不安だった」とセリフでいわれても、ちっとも共感できないんです。
ところがどっこい、今日ですよ。
庭で自転車をいじっていたら、郵便のスーパーカブが来てなにか放り込んでいきました。
なんだろう、と思いつつみてみると……。
年賀状でした。
絶対に来ないと思っていた人からです。それも、結婚式の写真だけが印刷されているやつです。
辰年なんてそんなの関係ねぇ! って感じで、お年玉年賀はがきでなかったら、年賀状だとは気づかなかったでしょう。
体感温度が6度くらい下がりました。
そうです。創作においても、力量不足なら落差で勝負すればいいんだ。
ミステリーなんかで、不安をあおりつつ物語を展開していくのはよくあることです(というか、のほほんとしていたらミステリーじゃないし)。
でも、刺激になれきっている現代の人を相手にして、ずっと怖がらせておくことが力量的に無理だと思ったら、作戦としては不意を突くしかないんじゃないかな、と思った次第です。
昨日、2009年制作版の「ゼロの焦点」をみました。
話を知っているから、というのもあるでしょうけど、なんだか間延びしていると思ったんです。
「不安だった」とセリフでいわれても、ちっとも共感できないんです。
ところがどっこい、今日ですよ。
庭で自転車をいじっていたら、郵便のスーパーカブが来てなにか放り込んでいきました。
なんだろう、と思いつつみてみると……。
年賀状でした。
絶対に来ないと思っていた人からです。それも、結婚式の写真だけが印刷されているやつです。
辰年なんてそんなの関係ねぇ! って感じで、お年玉年賀はがきでなかったら、年賀状だとは気づかなかったでしょう。
体感温度が6度くらい下がりました。
そうです。創作においても、力量不足なら落差で勝負すればいいんだ。