松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

経過報告

2009-05-21 13:13:13 | なんでもない日々
次回作の話です。

まあ、ぼちぼち進行中なのですが。まだ完成はしていません。
とにかく通しで読める状態になったら、読んでくださるという候補は見つかりました。それはそれでありがたいことなのですが、経過報告のようなものを送った方がいいのだろうか? と悩んでいるのです。

別に、始めに企画ありきでスタートした話じゃないしなぁ。
執筆依頼があったわけでもないしなぁ。
でも、売り込んでおいて放置というのも失礼かなぁ。

という心理状態。
自分の中の営業モードは、忘れられないうちにアクションを起こせ!
といいます。
また別の一方で、相手も忙しいのだからメールなど送られても迷惑なだけだ。ほしいのは売れる原稿だけだ!
という意見もあります。

まあ、営業活動をしているうちにわかったのですが、名刺をくれるような人でも、忙しいとメールは平気でスルーするしなぁ。
そう考えると、つまらないことにとらわれていないで、一刻も早く原稿をあげるのがよいような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そんなに古い本ではないが、

2009-05-20 20:02:02 | 一般書籍で思うこと
実体験に基づくうつ病対処マニュアル50か条
田村 浩二
星和書店

このアイテムの詳細を見る


こんばんは。
啓文堂にいってみたら、『裏山の秘密基地』チェーン店在庫ありなのに、府中店にはおいてなかった松浦です。
で、こんな本を手にしてみました。

このご時世、都会では自殺する若者が増えている。と、新聞ではなく井上陽水が歌っていましたが、そんな時代を見据えてなのか、ついに心の病気までマニュアル化されましたか。

この本、全五章で構成されていて、「病気にかかったと思ったら」から始まり、「職場に復帰するまで」を体験を踏まえて50項目の鉄則という形で作られています。
前半、病気の兆候については、なるほど! とうなずける箇所もあるのですが、休職やその後の職場復帰については……。
正直「?」という印象はぬぐえません。

というのも、この本の初版は2006年なのです。現在とは状況が違い過ぎます。
今時、健康な人でも仕事がないのに、こんなに福利厚生のしっかりした会社の正社員で、理解のある家族もいて、なんて恵まれた人の体験談が果たして役に立つのか?
大学は出たものの、非正規雇用しか道はなく、当然狭いアパートで一人暮らし。
そして、家賃も払えなくなって→自殺。
という人の心に届く本なのか?

その辺のところ、改訂するべきなのかな、と思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宅配が一日三便

2009-05-19 20:16:16 | なんでもない日々
あー。
待っているとなかなかこないものでも、目を離すとまとめてきたりしますよね。

今日がまさにそんな日でした。
一日で、宅配便が三件。ちなみに、全部通販です。
福山運輸に、黒猫さんに、飛脚さん。
鉢合わせはなかったけれど、あったらなにか起こるのかな?

危険な悪友、アマゾンからの届け物は中身も危ない。
おすすめに従って購入していくと、どんどんと偏っていく。
やっぱりね、外出して本屋さんに行って。いろいろ物色しないとだめですね。
ま、たまにスマッシュヒットがあるから。アマゾンはやめられないが。

それから、ラジコン飛行機のパーツとかね。
もう、秋葉原まで買い出しに行く元気がないよ。
頭食わせろ、アムパムマム。

いや、冗談抜きで送料が210円だから。電車賃より安いのだ。
でも、これも世界を狭くする要因の一つ。
秋葉原にはなにかがある。行けばわかるさ。

近日中に、行くつもり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真骨頂とはこのことか

2009-05-18 17:16:15 | アニメ・コミックで思うこと
幻影博覧会 3 (3) (バーズコミックス)
冬目 景
幻冬舎コミックス

このアイテムの詳細を見る


冬目景といえば、和服。
和服といえば、冬目景ですよ。
でもって、舞台が大正ロマンとくれば。もう思う存分筆が走っていることでしょう(いや、案外苦しんでるかもしれないけど)。

もともと、『羊のうた』や『黒鉄』でヒットを飛ばした方ですが。どうも、雰囲気で読ませる傾向が強いな、と思っていました。これといって事件がないという意味で。
かといって、『ZERO』のように事件を無理に起こすと、空回りする。

ところが、今回の『幻影博覧会』はとてもバランスのとれた作品になっています。
ついつい、続きが気になる謎もある。
魅せる、雰囲気も持っている。

あとは結末をきれいに、そして読者をいい意味で裏切ってくれれば、代表作の一つとなるのは間違いないでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分締め切り

2009-05-17 17:55:55 | なんでもない日々
売り込むためには、原稿が必要。
というわけで、今日も執筆です。

それだけではなく、とにかく旧友の会合などには顔を出す。
あんまり得意なことじゃないけど、売り上げこそ正義。というのだから、仕方ないよね。
そんなこんなで日が暮れて。
丸井のネオンに灯がともる。

本を出して、なにが一番変わっただろう。と考えてみた。
それは、新人賞の締め切りというものがなくなったこと。
売れっ子になれば、編集者からの注文も殺到するのだろうが、新人などにかまっていられるか。といわんばかりの状態です。
となれば、自分締め切りを作ってしっかり売り込まないと忘れられてしまう。

本屋さんが返本するのは半年後。店頭に並んでいるのはもっと短いかもしれない。
その間に次ぎを出さないと、松浦は棚を失う。書店の店員も忘れる。
というわけで、ここに宣言します。
次回作の締め切りは、5月31日です!

そして、6月はこの原稿を持って売り込みをすることにします。
当然、第三作の構想を練りながら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

短編アップしました

2009-05-16 13:31:00 | なんでもない日々
こんにちは。
天気も気分もぱっとしない週末、いかがお過ごしですか。

このたび、大変お世話になりました『クリエーター応援サイト』様に短編を一本投稿しました。
以前、アイレボブックスにて販売する予定だった作品です。当然書き下ろしです。
トップページにある『夢幻泡影』というやつです。
まあ、短編だし。無理矢理四節に分けてアップしましたが、ランキングは望めないでしょう。
現在のシステムだと、どうしても長編有利なのは致し方のないこと。

さわやかな五月の風が吹く週末の午後にでも、と思って書いた作品だけに今週末の天気は残念です。


もう一つ残念なこと。
それは、17日に行われる航空自衛隊の静浜基地祭ですよ。
予報では、あいにくの雨模様。それも、一日中ずっと。展示飛行は絶望的ですな。
取材もあって行く気満々だっただけに、なんだか無気力気味です。

とにかく、こんな時は書くしかない。
次だ、次!
三時間で一行しか書けなくても、前に進んでいることには違いないのだから。
ほかのことをしていては書けなかった一行を書いたのだ。と言い聞かせて、がんばります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

版元の関心

2009-05-15 19:19:19 | なんでもない日々
どのくらい売れるの?

要するに、この一言につきるのです。
まあ、商売でやっているのだから。当然といえば、当然の関心事ではありますよね。ちょっと寂しいことだけど。

ましてや、松浦の場合はビックタイトルを取ったわけでもないし。デビュー作も出たばかりで、どのくらい売れているのかもわからない。
つまりデビューはしたけれど、実績らしい実績はまだ何もない。という状態。

でも。
だからこそ、実績を積み上げなければならないのです。
まずはリトル・ガリヴァー社様のおかげで、紀伊國屋書店平積みはかないました。
書店の店員さんも、まだ記憶に新しいことと思います。もちろん、取り次ぎの担当者も。
しかし出版不況といわれる現代(出版に限らずだけど)。発行点数は増えるばかり。忘れ去られるのも時間の問題。
となれば、こちらも矢継ぎ早に作品を出すしかない!

というわけで、営業活動ですよ。
そして当然、作品もどんどんかいていかなくちゃ。
もちろんストックもあるのですが、過去の作品というのはどうも見劣りするんですよね。
一作一作が勝負ですから。だから、最新作で望みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナンテコッタイ

2009-05-14 17:30:00 | なんでもない日々
AAはさすがにはれません。
冗談じゃなく、本当に困っているのです。

デビュー作『裏山の秘密基地』の著者プロフィールを見ていただければわかるのですが、松浦が玉石混淆のネット作家において、一定以上のレベルにあった。ということを証明してくれる称号が絶望的なのです。

詳しくは、アイレボブックスの告知をご覧くださればわかりますが、アイレボにおいて電子書籍の取り扱いは廃止されるそうです。
たとえ販売会員枠がなくなっても、アイレボブックスが生き残っていれば『月間MVP賞連続受賞』という肩書きは、誰でもPCさえ開けば確かめることができる称号だったのに……。
今回の書籍化においても、書店の配置や部数を決める際には重要な判断基準になったと思うのです。

かくなる上は、サービスが廃止になるぎりぎりまで営業活動に活かし、その後は出版実績をもってプロフィールとするしかないですね。
とにかく、二作目を出さないことには始まらない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

営業活動もしなければ

2009-05-13 17:17:17 | なんでもない日々
本は出た。
全店舗ではないにせよ、大手書店の平積みも見た。
でも、どのくらい売れているのかさっぱりわからない。

版元の編集ブログでは、もっぱら別作品の売れ行きに関する話題と、新刊の段ボールが届いたという話だけだ。
果たして『裏山の秘密基地』初版はどうなったのか。まるで著者にはわからない。
まあ、業界のことは詳しくない。そういうものだ、といわれればそれまでだが。

さて、自分にできることを考えよう。
といっても、書店に行って棚の本をこっそり平積みにするとか、そういうせこいのじゃなくて。次回作につながるものを。

まず、原稿を読んでくれる編集者を見つけなければならない。
本が新刊として出ている今がチャンスだ。
つまり、持ち込みだ。

一般に、小説の持ち込みはどこの出版社も受け付けていないのが現状だが、新人賞などで最終選考に残るレベルならば読んでもらえることもあると聞く。
はてさて、どのようにアポを取るべきか。
著作を添えて、郵便で送るのが礼儀正しいような気がするが、メール全盛の時代に郵便を使うのは、受け取る側の負担にもなりかねない。
難しいところだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに週刊アスキー

2009-05-12 19:20:30 | 一般書籍で思うこと
昨年度まで、毎週欠かさず買っていた週刊アスキー。
四月になってからというもの、車での移動が多くなったためか、とんとご無沙汰でした。
いや、なんだかそう書くと偉そうに聞こえるかもしれませんが。単に駅から遠い場所で活動しているだけです。
今日はたまたま地下鉄に乗ったので、一冊ゲットしましたよ。

懐かしいなぁ。
でも、なんだかどんどん普通の雑誌になっていくような気がする。
思えば、EYECOMなんて雑誌だった頃(週刊アスキーはその直系だと思っている)の破天荒な記事の嵐。衝撃的でした。
今、あの頃のライターはどこで何をしているのだろう。

今よりずっと、PCが複雑怪奇なものだった時代。あれだけの知識と、次々に出る新商品を相手に、あの何ともいえない間を持った記事が書けたんだから、すごいですよ。
逆に、PCというスキルが今ほど一般的でなかったからこそ、あんなにとんがった人たちでもライターとして採用されていたのかもしれません。

異様を楽しめ! 週刊アスキー!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする