「にがうり家のブログ」

ブルーベリーファーム「おおぎみ観光農園」完成までの経緯を記載します。

山の畑

2021-04-30 23:02:00 | 野菜
約10年間借りていた山の畑を返えすことにしました。

この畑は、大宜味村根路銘の標高80mのところにある畑で元は「たーぶく(たんぼ)」だった畑です。
ユンボーで整地してもらったころは、たんぼの「どじょう:トーナジャ」もたくさん見かけました。

ユンボーで排水用の溝を1m50㎝の深さまで掘ってもらい3区画の畑を準備し、作物を3回、時期をずらして植え育てていました。

何度も台風被害にも合いましたが、めげずに昨年まできました、山に降った雨がこの一帯に集まり、畑は30センチの深さの川になります。

また、どこで使ったか「空きカンやペットボトル」が沢山流れて来ます。

さらに、1m50㎝の深さがあった排水溝は、上の畑から土が流れて溝は埋まり、畑に土砂やゴミが押し寄せてくる始末でした。

3月から4月末までに、マルチの撤去、ゴーヤ棚の鉄パイプの撤去、マルチの使用済みやゴミの撤去を4月30日に終えました。
翌日、持ち主(管理者)にお礼の報告をすることができました。

「山辻の畑」のご先祖達、長い間ありがとうございました。

なお、別の場所に300平方メートルの細長い畑を10年間(残り8年)借りており、ここで果樹栽培を予定しています。

区画2(大雨が降ると溝が溢れ川に)


区画3(ゴーヤ棚があったあと)


栽培試験場

2021-04-17 22:08:00 | ブルーベリー
今年の2月、空地の持ち主と交渉し、草刈り(年4回程度)をする約束で、無料で1年間(来年4月まで)借りることができました。

予算が厳しいため、中々作業が進みませんでしたが、まず立入禁止域とするため網を張りました。
現在、山の畑で使用しているものは再利用しました

その後、何パターンか検討した結果、パイプハウスを組み立てることにしました。
水耕栽培で自動運転をするための、電源確保の為に「蓄電池」と電気を作るための「ソーラパネル」の調査をし購入する機材もインターネットで検索しました。
いずれ、山の畑へ「果樹」と「栽培システム」も移動する場合を想定しました。

写真の中の緑色のボックスは、蓄電池・タイマー、ポンプと養液入れの大型バケツを格納する格納庫。
緑色のボックスの先(少し見える)にはソーラパネルを置く架台(緑色)、これも自作です。格納庫も自作です。

新型コロナの状況下で時間は沢山あり、試行錯誤しながらフリーハンドの設計図を書き直し楽しみながら作りました。

写真は果樹の試験栽培場として4月に完成したパイプハウスです。

栽培試験場(パイプハウス)の様子