田沢湖 湖畔の杜通信

湖畔の杜レストランORAE《番猫『ミミ』のわがまま雑記考》

縁をつなぐもの

2007年12月15日 | 湖畔の杜レストランORAE

人間は生きている限りは色んな方と出会うものだと思いますが、公の機関やサービス業に携わっている方たちは、一個人の出会いとは比較にならない程、日々色んな方と触れ合うことになります。例えば弊店はレストランですが、繁忙期だと一日に800人余の方にご利用頂くわけですが、多くの飲食店がある中で弊店でお食事をして頂けるというのは、これも立派なご縁だと思います。お客様とお店には縁というものが存在していると言う考え方もなかなかにないものなのかもしれません。しかし、どんなお店でも多くのお客様にご利用して頂きたい一身で色んなことを考えます。この行為はお客様とのご縁を100%にしたいからに他なりません。

「縁を誘導する」という事です。

ここまでは努力次第で出来るものなのかもしれませんが、「縁をつなぐこと」は非常に難しい事だと思います。ぱっと考えるとお客様との縁をつなぐには定期なDMでOKと考えがちですが、これも勿論必要なことではありますが、相手の人間性も知らない人同士の縁をつなぐというのはそれだけでは非常に難しいものだと思います。

対お店とお客様との関係ではなく、一人のお客様と弊店スタッフのご縁と言ってしまっていいかもしれません。そうなると人としてどうお客様に対峙するのかという事になってきます。またお会いしたい気持ち(弊店にいらして頂きたい気持ち)があれば自然と人間は感じのいい表情とそして何より相手の方に対して笑顔になるものなのではないかと思います。笑顔は相手の不安な気持ち、寂しい気持ち、苦しい気持ち、悪いイメージ・・・そんなものを一気に取り払ってくれる魔法の杖のようなものです。知らない方だからこそ笑顔で・・・は、お客様と私たちの距離を一気に縮めてくれるものだと思います。そんな縁結びに溢れたお店だったら、お客様もなんとなく足が向いてしまうものなのではないでしょうか。

ORAEはそんなお店でありたいと、そう考えています。


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感激される贈り物

2007年12月14日 | 湖畔の杜ビール

贈ったり贈られたりの多い時期ではありますが、贈り物の難しさも感じる季節です。例えば弊社の場合、ビールを作っているので、自家製のものをという事でビールをお送りするという事も多々ありますが、相手様がビールが好きではない又はお酒が飲めない更には持病からビールは止められている等など色んな場合があろうかと思います。そのような方に一様にビールをお送りしても、当然喜ばれもせず、他の方に差し上げることも含めてどのように処分しようかと逆に悩ませることになるものと思います。実は好きなのにドクターストップがかかっている方にお送りして嫌味か・・・と思われてしまうなんていうのは本当に最悪のパターンです。。。また例えば醤油を作っているところに、キッコーマンなどのNBのお醤油などを贈ってしまうなんて事もありうるのではないでしょうか。儀礼という中でしてしまう贈り物は、往々にしてこのようなパターンに陥りやすいもののような気がします。そもそも儀礼ではなく、感謝という主題に立ち還って、先様のお喜びになるお顔を想い浮かべながら選ぶという事だと思いますが、そのためには平素から相手の事をよく心に留め、また何がお好きか何が苦手かなど最低限の情報をキャッチしておく必要があります。

本当に感激される贈り物というのは、心が通じ合ってこそ出来るものなのかもしれませんね。


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ORAEのXmasDinner

2007年12月13日 | 湖畔の杜レストランORAE

今日は宣伝です!!

ORAEの楽しいXmasパーティーは終了致しましたが、お二人やお仲間で愉しむフルコースディナーも企画いたしております。チーフ鈴木の味わいを十分ご堪能頂きたく、通常のORAEのメニューとはまた違ったお料理をお出しいたします。おしゃれして気の合う方と楽しい時間をお過ごしになりませんか。。

勿論、お飲み物はビール以外ワインでもなんでもOK!ですよ。ご予約時にご用命頂ければシャンパンもご用意致します!詳細はレストラン情報にて。。。


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この季節の味わい

2007年12月12日 | 湖畔の杜レストランORAE

晩秋から春にかけては、非常にお客様の滞在時間が永くなります。アクティブな季節ではないという事もあるかもしれませんが、湖畔の景色のなせる技かもしれません。景色をなしている色も霧も陰影があり、非常に複雑で深いです。この季節は何時間見ていても飽きない景色の奥深さがあります。お客様も景色に見入っているのがよくわかります。お席にお配りするORAE本も丁寧にお目を通して頂いているようです。そのせいかORAE本でお願いしているナラの木の再生や湖畔の鳴砂の再生などに対する募金も、この時期に非常に多くご協力を頂くのです。この事も自然自らのお力でそのようにして頂いているのだなあ・・・と思います。


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キレイさをもってお迎えする

2007年12月11日 | 湖畔の杜レストランORAE

「皆さん大掃除はおすみですか?」なんてコメントと共に、掃除用品の宣伝よろしく、掃除心をあおられる季節であります。1年の垢をなんとか落とさねば・・・とあせりにも似たものを感じつつ、普段手をつけていないところに手を伸ばすのは、まるで何かに挑むみたいな気持ちです。でも掃除って、した後のなんとも言えない爽快感がたまらないのですよね。。。それはたぶん使っているものがキレイになるからでけでなく、たぶん「磨くという行為によって、心が浄化(磨かれる)される」からではないかと思うのです。私がこんなお店っていいよなあ・好きだなあ・・・と足を踏み入れたくなるお店って、決して新しくはないのだけれど、窓硝子が一点の曇りなく磨かれていて、店内も古いのだけど隙のないきれいさが感じられるお店なんですよね。そんなところから店主さんの、安直に新しさに頼らず、お客様との真の対峙をしたいという気持ちが感じられるのです。嘘なく正直に真面目にご商売をやっていらっしゃるんだな・・・なんて感じがます。常に心を磨いているかのような素敵な店主さんがいるお店って惹かれますよね。

「キレイさをもってお迎えする」。これは、お客様を立てる事にもつながり、またお客様に真摯に向き合っているという事を現すことでもあると思います。


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