肉料理のあと、デザート前に運ばれてくるチーズのワゴン。
以前に別料金と知り満腹でもあったのでパスしたことがある。
しかし本場では、ライフアートという哲学のもと
チーズのない食事など考えられないと聞いて今回は積極的に試してみることにした。
ボトルで頼んだ白が残っていたので、白ワインに合わせたいとリクエスト。
7、8種類のなかからまず薦められた山羊のものが絶品で(写真右から2番目)
チーズの魅力を満喫することになった。
その昔、チーズについて田中康夫がタイユバン・ロブションのディレクター氏に訊いていた問答集より
R. I. がなるほどと思ったものは~
・2、3種類が適量
・残っているワインと食べるのでよし、そのためにワインを追加する必要はない
・ワインの産地と揃えるのも乙
・皿に盛られたチーズは自分の前のものから時計まわりに食べる、
その順で進むとおいしいようにサービスマンが盛りつけるから(今回は横長の皿だった)
・秋が深まった時期が食べ頃、しかしなかには春や夏がおいしいものもある
・イタリアではジャムや蜂蜜がついてくる場合もあるが、チーズの時間にはチーズだけに集中するのがベスト
おススメを尋ねてみたり、好みを伝えたり、サービスマンとの会話を楽しむのもポイントかもしれない。
それによりレストランとの距離がグンと近くなる気がする。
写真一番左のオレンジ色のものは元のかたちが丸くて夕張メロンを連想、最初に目が行った。
白ワインにという条件からは外れてしまったようだが
どんな味なのか興味を示したところ薄く切り分けてくれた。
塩からいもの、酸味のあるもの、あるいはカビの味わい...
寝かせて熟成させたタイプもあれば、作りたてのフレッシュタイプもあり。
日常食べ比べることもほとんどないので、
せっかくエレガントなレストランで食事をするならば
舌の冒険にチーズを加えない手はないことを知った。
参考文献:雑誌『BRIO』2000年1月号より
「フランス料理の最後の関門 チーズをどうたのむか どうたのしむか」、光文社
以前に別料金と知り満腹でもあったのでパスしたことがある。
しかし本場では、ライフアートという哲学のもと
チーズのない食事など考えられないと聞いて今回は積極的に試してみることにした。
ボトルで頼んだ白が残っていたので、白ワインに合わせたいとリクエスト。
7、8種類のなかからまず薦められた山羊のものが絶品で(写真右から2番目)
チーズの魅力を満喫することになった。
その昔、チーズについて田中康夫がタイユバン・ロブションのディレクター氏に訊いていた問答集より
R. I. がなるほどと思ったものは~
・2、3種類が適量
・残っているワインと食べるのでよし、そのためにワインを追加する必要はない
・ワインの産地と揃えるのも乙
・皿に盛られたチーズは自分の前のものから時計まわりに食べる、
その順で進むとおいしいようにサービスマンが盛りつけるから(今回は横長の皿だった)
・秋が深まった時期が食べ頃、しかしなかには春や夏がおいしいものもある
・イタリアではジャムや蜂蜜がついてくる場合もあるが、チーズの時間にはチーズだけに集中するのがベスト
おススメを尋ねてみたり、好みを伝えたり、サービスマンとの会話を楽しむのもポイントかもしれない。
それによりレストランとの距離がグンと近くなる気がする。
写真一番左のオレンジ色のものは元のかたちが丸くて夕張メロンを連想、最初に目が行った。
白ワインにという条件からは外れてしまったようだが
どんな味なのか興味を示したところ薄く切り分けてくれた。
塩からいもの、酸味のあるもの、あるいはカビの味わい...
寝かせて熟成させたタイプもあれば、作りたてのフレッシュタイプもあり。
日常食べ比べることもほとんどないので、
せっかくエレガントなレストランで食事をするならば
舌の冒険にチーズを加えない手はないことを知った。
参考文献:雑誌『BRIO』2000年1月号より
「フランス料理の最後の関門 チーズをどうたのむか どうたのしむか」、光文社