2002年公開の映画『アトランティスのこころ』。
観ようと思っているうちに10年以上も経っていた。
親友の訃報から子供時代の回想に入る冒頭も、大人の入り口に差し掛かった年頃を描いているところも、
『スタンド・バイ・ミー』を髣髴とさせる。
アンソニー・ホプキンズ演じる超能力をもった老人テッドは、ボビーという少年にこう言った。
「子供の頃は楽しいことがいっぱいで、まるで不思議の国にいるようだ。アトランティスのような。大人になると心は壊れてしまう。」
そしてボビーが近所の同級生キャロルにキスをすることになると予言した。
テッド「(キャロルとは)キスしたか?」
ボビー「まさか」
テッド「そのうちきっとする」
ボビー「やめてよ」
テッド「ハハ、するさ。君の人生のすべてのキスは、そのキスには到底及ばないだろう」
その晩、お祭りで観覧車に乗った二人。
トラブルでストップしたタイミングにボビーはキスをした。
一瞬戸惑ったものの、「ねえ、もう一回」とキャロル。
地上に降りる前の束の間、あまりにもパーフェクトなシチュエーションのファースト・キスに
テッドの言葉の重みが増すというもの。
一人観終えてから、この夏9歳になるミンモを思い出さない訳にはいかなかった。
この映画に描かれている11歳はもうすぐそこまで迫っているではないか。
七五三を終えた頃から幼児の面影が徐々に消えていくのを感じていた。
北米の小学校に通わせているので成長は写真とスカイプから。
思い出について「老いるほどに鮮明に思い出すね」とアンソニー・ホプキンズ。
監督のスコット・ヒックスいわく「どんな人間の人生も記憶から成り立っている」。
みずみずしい時代の出来事が異国の地ですてきであるようにと、ただただ願わずにはいられない。
観ようと思っているうちに10年以上も経っていた。
親友の訃報から子供時代の回想に入る冒頭も、大人の入り口に差し掛かった年頃を描いているところも、
『スタンド・バイ・ミー』を髣髴とさせる。
アンソニー・ホプキンズ演じる超能力をもった老人テッドは、ボビーという少年にこう言った。
「子供の頃は楽しいことがいっぱいで、まるで不思議の国にいるようだ。アトランティスのような。大人になると心は壊れてしまう。」
そしてボビーが近所の同級生キャロルにキスをすることになると予言した。
テッド「(キャロルとは)キスしたか?」
ボビー「まさか」
テッド「そのうちきっとする」
ボビー「やめてよ」
テッド「ハハ、するさ。君の人生のすべてのキスは、そのキスには到底及ばないだろう」
その晩、お祭りで観覧車に乗った二人。
トラブルでストップしたタイミングにボビーはキスをした。
一瞬戸惑ったものの、「ねえ、もう一回」とキャロル。
地上に降りる前の束の間、あまりにもパーフェクトなシチュエーションのファースト・キスに
テッドの言葉の重みが増すというもの。
一人観終えてから、この夏9歳になるミンモを思い出さない訳にはいかなかった。
この映画に描かれている11歳はもうすぐそこまで迫っているではないか。
七五三を終えた頃から幼児の面影が徐々に消えていくのを感じていた。
北米の小学校に通わせているので成長は写真とスカイプから。
思い出について「老いるほどに鮮明に思い出すね」とアンソニー・ホプキンズ。
監督のスコット・ヒックスいわく「どんな人間の人生も記憶から成り立っている」。
みずみずしい時代の出来事が異国の地ですてきであるようにと、ただただ願わずにはいられない。