何年か前、会社帰りにぷらっと立ち寄ったピエール・エルメのパティスリー。
今をときめく天才パティシエとは露知らず。
マカロンに初めて出会ったのもこの時であった。
目にするだけで心が弾むような色かたちといい、
外側のサクッとした軽さと中身のしっとり感のバランスといい、
確かに魅力的なお菓子である。
今でこそオリジナルを並べる店も増えて大変な人気を博しているが、
日本でここまで根付かせるのは意外と時間がかかったそうだ(たまプラーザ「ベルグの四月」山本シェフ談)。
そんなマカロンを別次元へ洗練させたと言われるのがピエール・エルメ。
特にガナッシュ(チョコレートと生クリームを合わせたチョコレートクリーム)に様々な風味を加えることで、
彼はそのヴァリエーション=可能性を広げようとしているように見える。
レモンやココナッツなどの分かりやすさに惹かれる一方、
ワサビ、パッションフルーツ、あるいはスミレといった斬新な風味には好奇心をくすぐられる。
R. I. がその独創性をひときわ強く感じたのは、マカロン「オリーブ」。
オリーブオイルとバニラのホワイトチョコレートガナッシュがメインで、
中央にオリーブ片が埋め込まれているのがミソである。
チョコレートに岩塩、ぜんざいに沢庵といった具合に、
このオリーブ片と甘味のコントラストが舌の上で交戦する。
その面白さたるや…
組み合わせの閃きこそが天才のなせる業か。
パンフレットには24種類が載っているものの、ショーケースでお披露目されるのは約半数。
どうやらグリーン系は「ピスターシュ」が定番らしく「オリーブ」はなかなか登場してくれない。
先日久方ぶりにその姿を見つけたのは、
新たに設けられたというマカロンデー(6月21日)の直後であった。
ピエール・エルメ・パリ青山ではそれを記念して
7月の中旬まで通常よりも種類を増やしての販売をおこなうそうだ。
http://www.pierreherme.co.jp/
今をときめく天才パティシエとは露知らず。
マカロンに初めて出会ったのもこの時であった。
目にするだけで心が弾むような色かたちといい、
外側のサクッとした軽さと中身のしっとり感のバランスといい、
確かに魅力的なお菓子である。
今でこそオリジナルを並べる店も増えて大変な人気を博しているが、
日本でここまで根付かせるのは意外と時間がかかったそうだ(たまプラーザ「ベルグの四月」山本シェフ談)。
そんなマカロンを別次元へ洗練させたと言われるのがピエール・エルメ。
特にガナッシュ(チョコレートと生クリームを合わせたチョコレートクリーム)に様々な風味を加えることで、
彼はそのヴァリエーション=可能性を広げようとしているように見える。
レモンやココナッツなどの分かりやすさに惹かれる一方、
ワサビ、パッションフルーツ、あるいはスミレといった斬新な風味には好奇心をくすぐられる。
R. I. がその独創性をひときわ強く感じたのは、マカロン「オリーブ」。
オリーブオイルとバニラのホワイトチョコレートガナッシュがメインで、
中央にオリーブ片が埋め込まれているのがミソである。
チョコレートに岩塩、ぜんざいに沢庵といった具合に、
このオリーブ片と甘味のコントラストが舌の上で交戦する。
その面白さたるや…
組み合わせの閃きこそが天才のなせる業か。
パンフレットには24種類が載っているものの、ショーケースでお披露目されるのは約半数。
どうやらグリーン系は「ピスターシュ」が定番らしく「オリーブ」はなかなか登場してくれない。
先日久方ぶりにその姿を見つけたのは、
新たに設けられたというマカロンデー(6月21日)の直後であった。
ピエール・エルメ・パリ青山ではそれを記念して
7月の中旬まで通常よりも種類を増やしての販売をおこなうそうだ。
http://www.pierreherme.co.jp/