
北山村のキャンプ場を9時に撤収して,紅葉を堪能するために選んだ道は,林道サンギリ線だ.国道169号沿いの道の駅,吉野路上北山から分岐している奈良県道226号大台河合線に,林道ザンギリ線の起点がある.起点では,落石崩土 全線と表記されていたが,これはどういうことなのだろうか.

この舗装林道は坂本ダムとR425に通じており,ご親切にもR425までの距離を教えてくれる.この道は,とにかく落石が多く鋭利な岩や石がそこらじゅうに転がっており,本家であるR425に劣らない道である.ガードレールがないのは当然として,季節柄,落ち葉が満載で用意されていた.

生い茂る木々で視界が暗く,さらに路面上には落石により,大小様々な石ころが落ちている.そんな状態の道がしばらく続いた.当然であるが,林道サンギリ線では一台のオートバイ・車すら見かけなかった.

そして,九十九折れの道をいくつも越えて,標高を上げていくと,辺りはいつのまにか雄大な景観へと変わっていた.標高の高そうなところでは,山が紅葉で色付き始めているようだ.

いつまで続くのかわからない断崖絶壁の道を,好奇心と恐怖心のまじった気持ちで駆け抜けていくと,紅葉で色付いた木々がちらほらと出てきた.山の上の方まで来たようだ.

峠に近づくにつれて,道に散乱しているのは石ころではなく,まさに岩であった.林道起点にあった落石崩土全線と注意を喚起する看板は,たしかに本当だった.素晴らしい紅葉が見れることを願って,悪路に屈せず,前進することにした.
( ̄▽ ̄)b
セットで…
…
…
(^_^;)
つづき楽しみにしてますね
( ̄▽ ̄;)
それにしても~
好奇心…
探求心?
どんどん深みにはまっていってますね
(*・ω・)
そうゆうの好き
(*´・ω・`)b
コメントありがとうございます.
ぶい様ご存知の道というだけあって,わたしのチョイスに誤りはなかったと自信が持てました.
子供のときは誰でも自転車で遠くまで知らない土地まで走りに行くのが大好きだけど,成長するにつれて忙しさがそのことを忘れさせてしまう.
オートバイは,大人にそれを思い出させてくれる,のかもしれないですね.
林道の名前は,ザンギリではなくサンギリでしたね.
まさに山をむりやり切り開いたような道でした.
あとで本文なおしますね.