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尾鷲湾に浮かぶ佐波留島は、尾鷲港から何度も見てきたけど、三重r778の起点から見える佐波留島もすばらしい.尾鷲港では遠目に見える佐波留島も、この場所からは正面に大きく見える.それとガードレールにある釣り少年の看板も気に入っている.
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梅雨の晴れ間とは言え、雲ひとつない晴天ということもあり、尾鷲湾の眺望は真夏のようだった.ここは陽射しを遮るものがないので、ちょっとじっとしているだけで汗だくだ.風を切りたくなり、道なりに三重r778を進んでいくことにする.
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三重r778はご存じの通り、尾鷲ヒノキが鬱蒼と生い茂る山中海岸の峠道だ.薄暗い九十九折れの道は、意外にもひんやりとしていて気持ちがいい.しばらくすると、急に視界が開けて尾鷲湾の真っ青な海が目の前に現れる.
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この場所も知る人ぞ知る、尾鷲の隠れた名スポットだと思う.ここでは佐波留島の弟分であるところの桃頭(とが)島と波風ひとつ立たたないスケートリンクのような尾鷲湾が異彩を放っている.そして、この場所も太陽の直射日光を遮るものはない.
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暑さにたまらず、三重r778を走り抜けて、R311を南下していく.次に決まって足を止めるのは、賀田湾の漁港手前にある路肩スペースだ.複雑に入り組んだリアス式海岸ゆえ、水平線は見えないけれど青々とした紀伊山地と海のコンボがすばらしい.
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浅瀬の海岸は海水が透き通っていて、泳いでいる魚が見えそうなほどにきれいだ.それなのに釣り人はどこにも見当たらず、時間が止まったような感覚を覚える.それくらい静かで落ち着ける場所だ.
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賀田湾の次は、尾鷲の最南端に当たる梶賀町へと向かう.梶賀第一トンネルを抜けると、高台から尾鷲湾を一望できる.ここはちょうど湾口なので水平線まで見渡せる.梅雨でたまった鬱憤は、尾鷲湾の周遊ですべてが吹き飛んでしまった.
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