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"It never gets easier, you just go faster."

【ヘロヘロ】箱根駅伝先導隊【ヒヤヒヤ】

2008年01月03日 | 1級、2級山岳
新年あけましておめでとうございます。
走り初めの儀、大好評にて無事終了しましたが、ほぼ全員タイムアップぎりぎり、ヘリコプターの音を背中に感じ、白バイが通るたびにヒヤヒヤしながらぎりぎりにゴールしました。


去年は山頂で30分近く待ちましたが、今年は山頂到着後5分で先頭ランナーが通過。
危うくヘタレ姿を全国ネットで放映される所でした。

~ 話は戻り、1月2日早朝 ~

早朝2時半(!)起床、まずは4時45分川崎集合を目指す。
大手町スタートを目論むは4人。川崎>大手町も途中3つの山岳ポイントを含む都心山岳コース。しっかりと無駄に体力を消耗する。


東京タワー下の第1山岳ポイント。2008のライトアップをバックに、おバカ3人。
この後第2山岳ポイントの日枝神社で初詣を済ませ、第3山岳ポイントの首相官邸裏を通り大手町へ


大手町は6時43分スタート。ランナーに対して1時間17分のアドバンテージ。但し信号は守る。


鶴見中継所でwakiさん、あおてつさんのお出迎え。手を振ってもらったがスプリントポイントが勝手に設定されていたので華麗にスルーしてしまった。
ここでニョホホ氏、S岡パパ、W旦那が合流し、7両編成でいざ箱根へ!
おバカ企画史上最大人数だ!


相模湾にでたが団体行動+バイパス禁止なので予想よりアドバンテージが築けていない!134号線に入り高速トレイン発射!容赦ない牽きでペースを上げる!千切れても信号で追いつけ~!という非情なペースアップ!


日本晴れだ!富士山がふもとから丸見え!こりゃめでてへ!


みなさん思い思いのやり方で背中に旗をさして進んで行きます。
相模川を越え4区の中継所平塚へ。


小田原に突入。ランナーはどこを走っている???街頭テレビを見ると既に3区の中ごろ。
これは本気でマズイ!山で追いつかれる!


5区に入ったばかりの風祭中継所。ここで最後の休憩。
後続が4区に入った!先を急げ!


始まりました山岳ステージ!湯本から沿道は観客爆増、おこぼれ応援が飛び交います。


初めての応援つきヒルクライムに佐久蔵先生もご満悦です。


上がりまくるテンションとは裏腹に、年末年始に3kg重量化に成功した体が己を引き摺ります。いつもよりギア1枚分体が重い感じ。この大平台のヘアピンもいつもは声援をもらって空元気ダンシングでクリアするべき所なのですが、こうなってしまうと観客の存在がかえって恨めしい。もうヘロヘロ。


宮ノ下まで来ました!ふじやホテル前は車道まで観客がせりだしていて、大変危険です。
どうです登りたくなったでしょ~


大観客の手前情けない姿はお見せできませんが、実はもうこの時左足が攣っていました。

この後小桶園のコンビニで休憩するはずでしたが、観客多すぎで入れず、仕方なく国道最高地点を目指します。道端で小休止しようにも沿道の人垣は途切れず、休めません。仕方なく時速10㌔でノロノロ進みますが、ほどなく右足にも「ピキッ」と違和感が。
この後の小桶園~恵明学園~国道最高地点が修羅場でした。
つった両足を労わりながら、ですが一位のランナーの位置を告げるヘリコプターの音が確実に背中に近づいてきます。

そして大会関係車両が右を通過。

「あと10分で、先頭の選手が通過します。」

しゃれになっとらん。
急がないと全国区で放映される。だがゴールには着きたい。

平坦はまだか、平坦はまだか、・・・芦の湯の平坦までなんと遠かったことか

実は芦の湯のゴールまで1回下って最後100mほど登るのですが、最後の100mを登る心が折れてしまい、歩道で押しを入れてしまいました。自転車人生二回目の押しを、ここでやってしまうとは・・・(一回目は暗峠)


ゴールしてストレッチをしているとあっというまにランナーが通過して行きました。チクショー
来年はピョンピョン登ってやる!

この後輪行組、自走組の皆様と畑宿交差点でお別れし、私はYOMEさん家族がまつ湯河原へ。温泉を堪能して翌日帰宅したのである。


明後日から1~2ヶ月のスパンでカリフォルニア出張です。
自転車の詰め込み準備もばっちりなりよ♪