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"It never gets easier, you just go faster."

チビ山修行 三の塔からよもぎ平へ

2013年10月14日 | 登山
3連休の真ん中はチビ山修行にあてました。
今日の目的地は三の塔!

↓「おとうさんバス」の特等席にのって前面展望を楽しむチビ太。推定装備重量20kg以上・・・いや、もっと。


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↓全行程鳥瞰図。


↓山レコのこのコースとほぼ同一(逆回り)。獲得標高は726mくらい。


今回のハイライトは、三の塔頂上で歓喜するチビ太と、丹沢の隠れ家的地上の楽園、よもぎ平の発見でありました。

行きの東名は3連休ということもあり、大渋滞。登山開始が10時30分になってしまいました。
ヤビツは自転車とハイカーを山積みにした(臨時が3台でていました)バスで大渋滞。今日タイムを狙った人はことごとくバスに引っかかったことでしょう。よくこんな坂道自転車で登るよな~(遠い目)

ヤビツのロータリーで、一番ドヤ顔をしていた自転車乗りに見覚えが。
パラ君でしたw

お兄さん、沖縄がんばってぇ~んと激励。チビ太は自転車よりもバスに興味深々。


↓菩提峠駐車場も満杯。途中にとめて、登山口へルンルン♪


↓「お山行くっ~」。これをやると登山道が渋滞するので、この後すぐ背負子へ。


チビ山トレーニングも5回目。だんだん慣れてきて、ほとんどのハイカーと同じペースで歩けるようになりました。
とはいえ、過信は禁物。休憩して応援を楽しみます。

↓「海が見えたよー!」


写真がうまく撮れていませんが、二の塔の手前のガレ場がよかったな。急斜面を登りながら、後ろを振り返ると大山が見えます。
チビ太も歓声をあげていました。

チビ太「おとしゃん、山きれいだね!」「ごはん食べたいね!」
・・・なぜ山とごはんがセットになるのか不明です。

↓ネットから拝借


↓二の塔から三の塔までは500m


↓昼からくもってきて、富士山は隠れてしまいました。


↓お約束で、頂上手前100mからテケテケ。


↓お~すごい。2歳児ながらも感じ入る所があるそうで、山の風景に感動を抑えきれない模様。


↓ママが米粉パンでピザを作ってくれました。後ろの山ガールと一緒に登りました。


・・・お父さんはチビを出汁に若い女の子と気軽に会話ができるという点で登山が好きです・・・

↓標高1200mでオムツ代えを済ました鬼瓦権造風のチビ親父。ドヤッ


YouTubeもご覧ください。大自然を前にして、子供の感受性が刺激される様子がよくわかります。


↓ピストンも考えましたが、予定通りプチ縦走してからよもぎ平へ。この尾根道でキャッキャ走り回って、冷や汗でした。
安全確保のために犬の散歩用リードを考えなくては。ああ恐ろしい。


↓眼下には鳥尾山。


↓見よ!人が蟻ん子のようだ!


この後、尾根の途中から、よもぎ平に行く道へ分岐します。
この道、
地図には載っていない道
なんです!当然道標もなし。
ネットにはたくさん文献があるので、ルート等はそちらをご参考になさってください。
お地蔵さまのおくに、踏み跡らしき獣道を発見!がさがさと分け入ります。

道は道とはいえない根っこだらけ、倒木だらけの山の斜面を下りていきます。
途中、「よもぎ平はどこですか~?」と泣きそうな顔をした家族づれが道を聞いてきました。
ここは頂上直下であること、よもぎ平はここから30分下ったところにあり、おそらく通過したが気付かなかったであろうとのことを伝え、登り続けることを勧めます。不満そうな顔をしていた女の子に、チビ太が背中から「がんばってぇ~。おねえちゃん~!」と声をかけました。

道の痕跡を追うには道をしめす赤いリボンを目印にします。まさか子連れハイキングで全神経を集中して赤いリボンを探すことになるとは・・・
でもこんなアドベンチャー感もまたいい感じです。下ること30分、それらしき平坦な平にでてきました。

↓一面によもぎが茂り、あたり一層よもぎの薫りで充たされます。


↓何の変哲もない、ただの広場。


↓木漏れ日がやさしくさしこみ、小鳥がさえずる。人っ子ひとりいない平和な楽園。


↓ぼろっちい帽子をみつけたよ♪


↓この後は杉林の急斜面をひたすら降下し続ける1時間でした。いつまでたっても下界が見えず、かなり絶望感にさいなまれる下山でした。やっとボスコキャンプ場らしきものが見えた時、ほっとしましたがその時もう膝が破壊されておりました。


↓清く正しく子供とアウトドアを楽しむ親子連れを横目にBOSCOキャンプ場を通過。ここから裏ヤビツの舗装路を登って菩提峠まで登ります。


↓のぶぞうさんは、いませんでした。


帰りは東名の大渋滞にはまってしまいましたが、チビ太君、大満足の丹沢縦走でした。
帰宅してからも「や~まっ!や~まっ!」とうるさいです。

よもぎ平、紅葉のころにまた行きたいな。