Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

山子守 蓑毛~ヤビツ~大山~下社

2015年02月22日 | 登山
雪のおふとーん♪


土曜日、YOME仕事のため丸一日山篭りならぬ山子守へ。
お目当ては、水曜日の雨が雪帽子となって会社から雪渓がよく見えていた大山。

コースは蓑毛~ヤビツ~大山~下社
獲得標高は942m(うちチビ太451m!)
本当は三の塔も考えていたのですが、こっちのほうがいい雪だったかもしれない。いずれにせよ、バスが路面凍結のため蓑毛より先不通でありました。


一度蓑毛から登山道で登ってみたかったのだ。ワクワクである。


この季節はこいつらの心配もしなくていいし。


『吊革手すりにおつかまりくださ~い!』


途中にこんなものが。併設で蓑毛茶屋という茶屋がありました。


うさぎ小屋もありました。


右に行くと蓑毛越(直接大山へ行きます)。左がヤビツ峠。




季節が真冬なので、営業していませんでした。


千元院。ここは開いていました。


林道はしばらくこんな鬱蒼とした杉林のなか、勾配のきつい舗装路が長い距離続きます。




一本橋をみかけたチビ太氏、目を輝かせて横断。あぶなっかしい。


この先しばらくすると六本松林道の終端部にあたります。


1時間も登り続けるとさすがにチビ太が『疲れた』と弱音をのたまいます。
『頂上についたらお煎餅とりんごジュースあげるよ~』と物で釣ると
『うん、まこ頑張る!』と簡単に懐柔できます。


だんだん道も険しくなり、せまくなります。親が谷側、子供が山側を覚えさせるのに一苦労。
思わず『MAXたにがわ MAXやまがわ』と教えたら『MAXやまびこでしょー』と鋭い指摘が。
まぁ、覚えてくれたからいいか。
あと、狭い崖道は蟹の横這いで進むため『カニカニ列車』も覚えました( ^ω^ )


そして、ヤビツ峠に到着!451m登って、約1時間40分。がんばりました~
ここまでで完全に脚を使い果たしたチビ太氏。仕事はこれで終了、後は雪山なので背中に乗車致します。
いやはや、頑張りました。東京タワーの階段3本分。


ヤビツから大山への尾根は、交通量も少なく、日蔭も多いため新雪が残っていて静かなこと。
「キュッ。キュッ。」と雪を踏みしめる音と自分の息遣い、そしてチビ太の寝息だけが聞こえます。
冬山はいいねぇぇぇ。


写真を見るとわかるのですが、帽子がなくなっています。どうやらうたたねをしている時に帽子を落としてしまった模様。


山頂に近づくと雪はどんどん深くなっていきます。


眠りから覚めたチビ太氏、あたり一面の銀世界に狂喜しておりました。


ちべた~い


♪♪♪


標高1200mの世界の気温マイナスの世界。チビ太は寒い寒いとカタカタ震えはじめました。
暖かいお味噌汁を飲ませ、そこらへんを走り回ると復活していましたが、ちょっと(かなり?)焦りました。

寒さもあり、頂上は手早く休憩して下山。

下り道はいつもながら苦行以外の何物でもありません。親子共増量中ですので、すべてが自らの膝にのしかかります。
減量と、膝サポーターが必要だな…


無事の下山を下社に感謝するチビ太氏。毎朝近所の弁天様にお参りしているので、結構様になっています。
『何をお願いしたの?』
『お煎餅とアイスクリームおねがいしますって』


膝にやさしい大山ケーブルカーで下山。実は、この車両、もう引退するらしいんです。
今年の5月からりニューアル工事ですって。



下の参道で焼いている巨大煎餅を買ってもらい、「半分こしようね」とのたまいつつ、全部独り占めしたのでありました。

その夜、父子とも9時前に就寝w

チビ登山、しばらく続きます・・・痩せないと・・・

あなたの知らないヤビツ峠

2015年02月22日 | 登山
3.5歳児とヤビツで練習してきました。
アシストを先導させ、登山道を登って行くと、隣の尾根に舗装路が見えます。


おかしいな?こんなところに道はなかったはずだけど。
何度も何度も登ったヤビツ峠。
記憶にこんな区間はありません。

そもそも、登山道と県道70号線はクロスしなかったはず。


何やら、廃道?秘密の林道の香がします。





どこからつながっているのでしょうか。
ヤビツの下りで、たしか左に道が分岐しているところがあったような・・・
Google先生に聞いてみよう。


これだこれだww

どなたか潜入レポおねがいします。

+++

秘密の林道発見後、探検隊はチビ太を先導にしてヤビツへの道を急ぐのであった。


『ぐへ~。もう疲れまちた。』


『山頂に着くとおとうさんがおにぎりをくれるらしい。がんがる!』


『あの道に到着するとヤビツ峠のごーっる!』

蓑毛のバス停(310m)→ヤビツ峠(761m) 獲得標高451m 完全自走制覇!がんばった~~~!
親父の登坂力は年々衰えていますが・・・