小学校一年生の週末は多忙だ。午後二時に友達がおうちに来るから一緒に遊びたいので早く登り終えられるちっこい山がよい、とのリクエスト。しっかり登れるちっこい山はどこかなぁと考えていたら、チビ太から『三の塔~ヨモギ平コース行かない?ちっちゃいときに行ったお山行きたい。』と逆提案。
ヨモギ平はこんなところ
登山地図にのっていない丹沢の隠れ家的緑の庭園。ここにくるのはなんと四回目。背負って登っていたころからの二人のお気に入りスポットです。
一回目 2013年10月14日
二回目 2013年11月16日
三回目 2015年11月23日
『走れるところトレランしちゃえば、早くおうちに帰れるんじゃない?おとうさん。』
といっちょまえ笑
果たして登山口から山頂までは心拍120汗ダラダラのハイキング、ヨモギ平からBOSCOキャンプ場までは下り道全開で走ったら驚きの一時帰宅。
前日3時間睡眠の父は大変助かりました。
出発時刻/高度: 07:36 / 668m
到着時刻/高度: 11:07 / 667m
合計時間: 3時間31分
合計距離: 7.49km
最高点の標高: 1192m
最低点の標高: 607m
累積標高(上り): 635m
累積標高(下り): 648m
歩くペース 0.8~0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち43%の区間で比較)
山行 3時間5分 休憩 25分 合計 3時間30分
S青山荘07:3707:45護摩屋敷の水07:4608:46二ノ塔08:4709:00三ノ塔09:23三ノ塔地蔵菩薩09:56ヨモギ平10:0810:43BOSCOオートキャンプベース10:47諸戸山林事務所10:56青山荘11:0711:07ゴール地点G
それでは、フォトレポ開始!
護摩屋敷の湧水。今日は猛暑だったので山頂につくまで空になってしまいました。
のっけからの急登。緑がまぶしい。
前をあるくハイカーを見るとやる気スイッチがはいるそうです。
ヤマツツジが見えました。ピンクじゃなくて、赤が濃いからアカヤシオではなくてヤマツツジかな。
この後、とおくからツツドリの「ポンポン、ポンポン」という鳴き声が。下山中にはエゾハルゼミの鳴き声も一匹だけ聞こえた気がします。
時間がはやく、まだ麓からバスも到着していない時間で山に人は少ないんですが、今日は小さい子供にたくさんであいました。
おなじみ、二ノ塔直下のガレ場に来ました。
山頂はガスだったので、山の遠望が得られるのは大山方面のみ。
こんなに空が青いんですけどね。1000m~2000mは雲海の中でした。
テンのふんについての解説がありました。そうか、さっきみたのはテンの落とし物だったのか~!
炎天下のハイペース。どんどん水がなくなってゆきます。
最近アニメ版ゴジラにはまっているチビ太。
「このあたりが、丹沢大関門かなぁ?」と想像力を働かせていました。
二ノ塔をすぎ、やせ尾根を渡ると今日の最高峰三ノ塔 (1204m) に着きます。
着いた~
いつもはここから丹沢の主脈が見えるのですが、今日はガスの中。
ちょこっとだけ稜線歩きをしたら、ヨモギ平へ。
お地蔵さんの隣に、秘密の楽園への秘密の登山道があります。
いざ、バリエーションルートへ。
山頂直下には荷物運搬用の軌道があるので、ここをつたってゆけば迷うことはない。
急こう配区間が終わると、緑がまぶしい平坦の森の中にでます。
夢のような、新緑の世界。
『自然がゆたかで気持ちがよいねぇ』とチビ太。
ほんと、天国。
ヨモギ平の看板。2013年チビ太が二歳の時この看板の隣で記念撮影したなぁ。そのときこの看板くらいしか背丈がなかったんだが。
下りはBOSCOキャンプ場までトレラン風味。
裏ヤビツの道路にでたら、時折現れるローディを応援しながらゴールの気まぐれ喫茶へ。
スタート地点に戻ってきました~♪
父はケーキセット、息子はナポリタンセットに突撃開始。
大変おいしゅうございました。今度自転車で来るときも、こういったところで優雅に休憩をとる気持ちの余裕がほしいですね
仲良しになった週末でした。来週は自転車だな。