前から気になっていたTTバイクのサドル。
3連休に借りてインプレさせて頂きました。
ちなみに、(いつまで有効かわかりませんが)TREKでは30日保障をしているので、一度買った後に満足できなかった場合は、全額戻ってくるそうです。
すんばらしい。サービスで付加価値をつけて差別化。いわゆる「認知的不協和の解消」ということなのでしょうか。(←ニワカ知識。多分違う。)
借りたのは、試乗車から強奪したBontrager Hilo RXL
舳先にプレッシャー軽減の割れ目が。ここのパッドは柔らかくできているので、相乗効果で前乗り時かなり楽。
どのくらい長時間TTポジションで走れるかは、人体実験してみないとわからないので、やってみました。
柔らかい前部から、徐々に堅くなっていく側面+後部。グリップのポツポツがよい効果を発揮していて、全開TT中にお尻を動かしてポジションを探す・・・ということはもうありません。
前に使っていたInFormと比べて、1~2cm短くなりました。これでUCIルール準拠が楽になる。
この先端部分をダイヤルで調節できるモデルもあるそうですが、その分重量が重くなります。
デフォの幅で問題なければ、軽いに越したことはない。
チタンレールで重量255g。これで十分!
Serano RXL XXXオーナーなので、カーボン180gの振動吸収が素晴らしいのはよくわかっているのですが。
トライアスリートには嬉しいトランジションフックがついています。TTerには別に嬉しくも何ともありません。
では、実走でインプレ
が、その前に結論を先に:
評価:
★★★★☆
○:
■ グリップがよい。TTポジションで全開モードに入ったとき、ピタッとはまり、以前のように全力TT中にサドルポジションを変えてモゾモゾしてタイムロスをするようなことはもうない。
■ 前部の割れ目ちゃんは効果大。先端のみお尻に刺してのる時のような痛さや不安はない。
■ 軟組織で乗っても、坐骨で乗ってもプレッシャーがかからず快適。小さい範囲ながらも調整域は結構ある。
■ ロードで使ってもよいかも。普通のポジションでも、前乗りでも快適に着座できる。アップライト前乗りが実は快適だった。
■ 普通のサドルより2cmは短いので、UCIルール対応し易い。
×:
■ グリップがよすぎて信号青でダッシュするときにレーパンがひっかかる。レーパンの皺をとると解決するが。
■ トランジションフックは別に・・・Fizi:k Tritoneのようなボトルケージをつけるアタッチメントが欲しい。そのかわり。
■ TTサドルがこんなに快適なのであれば、他のメーカーのサドルも試してみたくなる。
コメント:
■ 快適性はサドルのみでは解決しない。股ずれしないレーパン大切。特にTTポジションはごまかしが効かない。
■ 上位グレードのXXXは更にグリップがよいらしい。
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初日は、ISOYA朝練。
今日は、わざと遅刻して(物陰にこっそり隠れ)第4集団が出発して5分経ってからお店の前を出発。
ここから個人TTをやって第一集団に追いつく、逃げをつぶす練習です。
第4集団(競馬場)
第3集団(大師)
第2集団(大師橋)
ここまでは順調にブリッジをかけられましたが・・・
第1集団は走れど走れど影形も見えません(岡ちゃんとtezzさんが交代で回していたみたい。そりゃ追いつかんわ。)
TTバイクドープしても追いつきません。
結局皇居まで来ても追いつかず、皇居周回中にやっと捉えることができました。ふーぅ、いい練習になりました。
追走区間は1時間、NP 260Wくらい。
この日は結局、
66.7km
220W Av
でした。前日の30kg背負っての下りで大腿部が破壊されていたので、この日の午後は筋肉痛で近所のコンビニに行くにもびっこ引いて歩く始末。翌日に向けて不安が・・・
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敬老の日。二日目。
今日は長距離TTの為のエアロビックエンジンを鍛え、とにかく長時間TTポジションをこなす練習。
12時に豊洲のキッザニアに集合!との指令ですので、入間まで16号で北上し、それから入間川~荒川サイクリングロードをつないで160km前後を目指すことにします。
出発はいつものように朝4時。しかし・・・
開始2kmで乳酸製造工場が稼働。
こりゃ今日はだめだ。3連休の筋肉大炎症祭りで全然踏めない。
246まで大体50分、一応アベは30kmでしたが、このバイクなら普通はもっと速いはず。今日は本当に踏めません。
福生の近くで道に迷う。
八王子の山を一つ越えると青梅線。そしてすぐさま八高線。
横田基地前にでました。
入間までの16号、高速で移動できるかと思えばそうでもなく、渋滞+信号ストップ&ゴーの繰り返しでノロノロでした。結局80km走って入間に着いたころは28km台でした。
ヒマヒマだったのでセルフィーを撮ります。こうやってみると足が全然出来上がってないですね。
入間川サイクリングロードに入りました。予習をしていなかったので、右岸左岸を行ったり来たり。
やっと集中してTTポジションで長時間巡航できます。ゴリ踏みするとあっという間に売り切れるので、240W体感をめどにあくまでペダルに自然に体重をかけて回すイメージで。
直江津に行く途中で見た看板だ。
この後も右岸<>左岸を繰り返し、道はいつのまにか荒川サイクリングロードに。
そして・・・秋が瀬公園・・・彩湖・・・ブログやツイッターでよく聞く地名を通過します。いいとこですねぇ。
この時間になるとサイクリングロード上のローディも増えてきます。彩湖あたりまでは調子よく37kmくらいで巡航できていましたが、その後突然現れたダート区間に気勢を削がれ、さらに(下流に向かい)左岸は突然道が途絶えていました。
これで一気にやる気をなくしややペースダウン。ジャージの股ズレ(これはジャージのパッドの問題)も酷くなってきて、最後の20kmはまさに苦行。
しかもサイクリングロードだから信号がない。素晴らしい修行になりました。またやろう。
156.2km
5:29:11
NP 204W
Speed 28.5km/h
Calories 3,955
教訓:100マイルTTは休息十分で行うべし
朝の11時に100マイル走り終えているのは気持ちよい。
この後間髪をいれずにキッザニアに連行されました。
次回やるのであれば、荒川河口START/GOALだな。ノンストップ個人TTに体を慣らす必要あり。
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