ちょっとシーズン的には早い感じなのだけれど…。
超超々久々に、幽霊見に出掛けました。
具体的な場所とかね、そうしたのは今はまだ内緒にしておきますが…アジトのある県内ではなく、その隣接する県とだけ書いておきましょうか…。
「絶対になんかいるから来い。お前なら見られるから。」
んまぁ、霊感ってものがあるかないかと言えば、ある方に属するんだとは思いますが、ある…って言い切るのも変な話なもので、それでいて無関心でもいられませんのでね…
「足代、メシ代そっち持ちなら可。」
って条件で。そりゃ無職で金無いわけですから…基本、全てがご招待でしょう…。
んでまぁ、目的地までは普通のドライブで、こっちは調子があまり良くないこともあり、リクライニング倒しっぱなしでくつろいでるだけ…。途中、休憩と称して甘味と飲み物を与えられ、トイレだなんだかんだ…。
「んでよぉ。何が見えるの?」
素朴な疑問です。言われた目的地は猿だの鹿だの熊だのが普通に出ておかしくない場所ですし、えさやっちゃダメ…って立て看板もちらほらな場所ですので。
「ガードレールの向こうは沢になってんだけど、そこに立つんだよ、女が。」
知人は土木関係の仕事をしてましてね、人気の無いような山道のガードレールの補修って事で工事に入ったそうですが、工事自体は4月からやっているんですな…。んでまぁ、補修箇所が自然災害で増えたり減ったり(受注具合による…)で、未だにちまちまと続いているそうですが、とある場所の工事中にそんな女が現れたんで、ハイエース飛ばして逃げてきたとか。
「だってよぉ、沢っていきなり50mくらい下なんだぜ。そこに浮かんでいてよぉ。」
「おれ見たのは『足』だけなんだけど、裸足でさ、他のヤツは着物着たのが2~3人いたって言うし…」
「真っ昼間ってワケじゃないが、まだ明るかったよ。あれ、ヤバイぜ。」
ふむ。どうも最近の人が「出てくる…」って話では無さそう。着物というよりは「和服」「和装」なのでしょうなぁ…。
そんな話をしながら向かうと、もう、人家とかコンビニとか全く無くなり、ただひたすらに「林道」で、基本、車のすれ違いはしない方がいい…って幅しかなく、ところどころ「待避所」的な余地はあったりしますけれど…もう、こうなってくると、なぜにこんなところに道路を? って事も考えるのですが、林業を支えるための道路の整備は抜かりなく行っておかないとダメなんでしょうな…。
確かに、真新しいガードレール、その他の部品、小さめの重機なんかが点在しており、現在進行形な感じ。
「え? こんなところに通ってるの? ひでぇ効率悪そう…」
「手前に飯場があって、そこから通ってたんだけど、大工事はあらかた終わったのでな…」
時間的には夕方の少し前に現場に到着。
「なんだよ。出来てるじゃねーか。」
「幽霊が出るからって、造らないワケにいかねーじゃんかよ…」
真新しい舗装路と真新しいガードレール。少し手前にはキレイなカーブミラーもあり、普通に工事完了な感じ。さて、その沢は…
「ありゃ。見えないねぇ…木ばっかりだ。」
直接、沢を望むことは出来ないものの、ガードレールの向こうに人の立ち入る余地も無いし、落ちたらやはり上がって来るのは不可能。って言うか、普通に落ちたら死ぬし、落ちないまでも、ロッククライミングな装備無しじゃ降りる事も不可能。
「んで、ここにいたのか? べっぴんさんが。今はいないみたいだけど…」
「おうよ。オレは足だけだったけど、ガードレールの上に足が浮いてたんだよ。立ってるわけじゃないな。」
幽霊話ってのも面白くてね、たいていが「美人」もしくは「それに準ずる…」って事が定番。もの凄いブスとか、グーでぶん殴りたくなるような…って人にはならない。
一応は、ちゃんと正体を突き止めようと、精神統一なんかしてみたりするが…出るワケでもない…。遠くでキーキー鳴いてるのは猿じゃなかろうか…。
小一時間、その場をしげしげと見物し、音に耳を澄ませ、出るものを待つのだが、変化無い…。
「何も出ないぞ。せっかくだから、写真でも撮っておくか…。」
日も落ちつつあるんだろう。山ん中では既に暗い…って場所もある。例のガードレールを主体に、スマホで写真に残しておこうかと…。
「ん!? 今、なんか言ったか?!」
「いや。なんだよ、撮るな…って?」
「あ、お前も聞こえたんだな…」
背後からそうと聞こえたので、撮るのをためらう。同時にちょっと振り返ると、視界の片隅に「ぼぉぉ…」っとしたものが…。
「あ。出たな…出た。」
「撮るな…」と言ったその声の主なのか定かじゃないが、日本髪のおばさん。和装。華美な服ではない。無地で色は濃い茶色か黒だが、喪服の黒ってワケでも無さそう。顔に白いおしろいが大部分残っているが、落ちてる部分(右あご、左目の上辺り)もあり…。上半身まで見えたが、すぐに消滅…。少し開けたえりの部分から、胸にかけてはおしろいが塗られていない感じ。円形に塗った部分との境がはっきりしていた。
おばさんではあっても、おばあさんではなく、かつ、若くは見えない。今風に言えば、40代後半から…って女性になるが、目が細く、白目黒目の判別出来ない。正面を正対しており、姿勢良く立っていたことになる。隣に立っていた知人からすると身長は同じに見えた。170cmは確実に…。豊満ってワケではなく、細身。頬はこけている感じだが、おしろいの付き具合によるかも。分類すれば…ガリガリ…ってことになるかな。顔に表情らしい表情が無く、怒っているとも悲しんでいるともつかない。何か言い掛けたように幾度か口元が開いたと見えたが、歯が見えなかった。お歯黒なのか…。
「お、お前怖くないの?」
「もう消えちゃったよ。いるんだなぁ、おい。久々だよ。」
まだ明るいのに、そこそこハッキリと見られるなんてのは、滅多に無い。まぁ、出る時には深夜の暗闇でもハッキリ見えたりするので、見えること自体が滅多に無い事でもあるんだが…。
「撮るな…って言ったよな?」
「そう聞こえたよ。やべぇよ。しょんべんもれちゃうよ」
途中でトイレを済ませておいて正解だったな。パンツの中にでかいの産み出さなくて幸い。せっかくだからちゃんと見ておけばよかったのに、声だけでパニックになったと。すぐ隣に立ってたのになぁ…。
「見たからには、いるって事だな。写真撮らなきゃいいみたいだが、その点は不満だ。」
「おい。再来週からこの先でまた工事あんだよ…どうすんだよ…」
さて、どうするんだか?
もう一度、出て来てもらって、その旨説明して頂ければこちらとしても対処は出来るのだろうけれども、ほとんど場合、都合よくは出てきてくれたりはしない。一応、こちらからも問い掛けはしているのだが、全くと言っていいほど返事など無い。彼ら彼女らは限りなく一方的なのである。
「工事で事故とか起きてるの?」
「いや。無いけどさ…労災ってのも困るしよぉ。こんなのでさぁ…」
「工事の時に写真撮るだろ? デジカメで。あれ、何か映ってたりしない?」
「いや、無いよなぁ…無かったと思ってるが…ヤバイのか?」
「さぁ? でも撮るな…って言ったんだし…」
まぁ、この先はあれやこれやと調べないと、詳しいことは判らないし、実際に調べてみても判らない場合がほとんどだったりする。
ただ、疑問はあれこれ尽きない。
スマホを理解しているんだろうか? それが写真機的な機能を有していることも? そもそも写真機を知っている時代の人なのか? 外見からはそうは思えない…だとしたら…何者? んまぁ、幽霊自体が何者? って事に終始するが、あれだけセミの鳴き声、風に揺れる木々の音が騒がしかった中で「撮るな…」とハッキリと聞こえたのもどうしたことか…。また、化粧をする必要のあった人であったこと、見間違えで無ければ「お歯黒」の慣習を行っていたことを考えると、そりゃもうワケがわからない…。
「やべぇ…腹痛くなってきた…もう帰ろうよ…」
無下に漏らされても帰りの道中がとんでもないことになりそうなので、同意する…。って言うか、いい加減お互いにもう50歳に近いんだから、そんな涙目に語らなくてもいいだろうに。
「なんでお前は怖くないの? あれ、幽霊なんだろ?」
「あまり、べっぴんでもなかったぞ。他にもいるのか?」
その場にいたのは我々だけで、現れて消えちゃったのが何なのかを説明するには「幽霊」と言っておいた方が説明しやすい。世の中、そんなもんだが、実際のところ、それが何であるか? どこの誰にも解明されてもいないのである…。
いや、しかし…「撮るな…」って言われたのは初めてだな。可能ならば、可能な限り映像として記録に残したいと言う目的であちこち出掛けてもきたのだけれど、そうとハッキリ言われたなんて、人生で初めてのこと…。
工事は暫くは続くそうだから、この夏はちょっと通ってみるかな。撮ったらどうなるのか? また「録ったら…」どうなるのか? おそらく、昔であっても人気の無い場所であろうところなのに、なぜ、あそこで? 興味深い。
「おまえ、暫く工事で来るんだろ? 名前ぐらい聞いとけよ…」
「なにいってんだよ! ナンパの相手じゃねーだろ!」
「いやいや。実はそうなのかもしれないよ…何百年もナンパされるのを待ってるうちに、あーなったとか。」
「冗談じゃねぇよ。なんだよ、それ。もう絶対今日寝れないからなっ!」
そんな事を宣言されても困るが、概ね、そうした事にはなるみたいだ。そんな時には「貞子3D」とか見るとよく眠れるとかダメ押ししとこうかとも思ったが、夕飯をご馳走してくれなくなる可能性が大きくなったのでやめておいた…。
…出来れば、ガールズ…って合コン的にお会いしたいんだけれどねぇ…次回はね…。
超超々久々に、幽霊見に出掛けました。
具体的な場所とかね、そうしたのは今はまだ内緒にしておきますが…アジトのある県内ではなく、その隣接する県とだけ書いておきましょうか…。
「絶対になんかいるから来い。お前なら見られるから。」
んまぁ、霊感ってものがあるかないかと言えば、ある方に属するんだとは思いますが、ある…って言い切るのも変な話なもので、それでいて無関心でもいられませんのでね…
「足代、メシ代そっち持ちなら可。」
って条件で。そりゃ無職で金無いわけですから…基本、全てがご招待でしょう…。
んでまぁ、目的地までは普通のドライブで、こっちは調子があまり良くないこともあり、リクライニング倒しっぱなしでくつろいでるだけ…。途中、休憩と称して甘味と飲み物を与えられ、トイレだなんだかんだ…。
「んでよぉ。何が見えるの?」
素朴な疑問です。言われた目的地は猿だの鹿だの熊だのが普通に出ておかしくない場所ですし、えさやっちゃダメ…って立て看板もちらほらな場所ですので。
「ガードレールの向こうは沢になってんだけど、そこに立つんだよ、女が。」
知人は土木関係の仕事をしてましてね、人気の無いような山道のガードレールの補修って事で工事に入ったそうですが、工事自体は4月からやっているんですな…。んでまぁ、補修箇所が自然災害で増えたり減ったり(受注具合による…)で、未だにちまちまと続いているそうですが、とある場所の工事中にそんな女が現れたんで、ハイエース飛ばして逃げてきたとか。
「だってよぉ、沢っていきなり50mくらい下なんだぜ。そこに浮かんでいてよぉ。」
「おれ見たのは『足』だけなんだけど、裸足でさ、他のヤツは着物着たのが2~3人いたって言うし…」
「真っ昼間ってワケじゃないが、まだ明るかったよ。あれ、ヤバイぜ。」
ふむ。どうも最近の人が「出てくる…」って話では無さそう。着物というよりは「和服」「和装」なのでしょうなぁ…。
そんな話をしながら向かうと、もう、人家とかコンビニとか全く無くなり、ただひたすらに「林道」で、基本、車のすれ違いはしない方がいい…って幅しかなく、ところどころ「待避所」的な余地はあったりしますけれど…もう、こうなってくると、なぜにこんなところに道路を? って事も考えるのですが、林業を支えるための道路の整備は抜かりなく行っておかないとダメなんでしょうな…。
確かに、真新しいガードレール、その他の部品、小さめの重機なんかが点在しており、現在進行形な感じ。
「え? こんなところに通ってるの? ひでぇ効率悪そう…」
「手前に飯場があって、そこから通ってたんだけど、大工事はあらかた終わったのでな…」
時間的には夕方の少し前に現場に到着。
「なんだよ。出来てるじゃねーか。」
「幽霊が出るからって、造らないワケにいかねーじゃんかよ…」
真新しい舗装路と真新しいガードレール。少し手前にはキレイなカーブミラーもあり、普通に工事完了な感じ。さて、その沢は…
「ありゃ。見えないねぇ…木ばっかりだ。」
直接、沢を望むことは出来ないものの、ガードレールの向こうに人の立ち入る余地も無いし、落ちたらやはり上がって来るのは不可能。って言うか、普通に落ちたら死ぬし、落ちないまでも、ロッククライミングな装備無しじゃ降りる事も不可能。
「んで、ここにいたのか? べっぴんさんが。今はいないみたいだけど…」
「おうよ。オレは足だけだったけど、ガードレールの上に足が浮いてたんだよ。立ってるわけじゃないな。」
幽霊話ってのも面白くてね、たいていが「美人」もしくは「それに準ずる…」って事が定番。もの凄いブスとか、グーでぶん殴りたくなるような…って人にはならない。
一応は、ちゃんと正体を突き止めようと、精神統一なんかしてみたりするが…出るワケでもない…。遠くでキーキー鳴いてるのは猿じゃなかろうか…。
小一時間、その場をしげしげと見物し、音に耳を澄ませ、出るものを待つのだが、変化無い…。
「何も出ないぞ。せっかくだから、写真でも撮っておくか…。」
日も落ちつつあるんだろう。山ん中では既に暗い…って場所もある。例のガードレールを主体に、スマホで写真に残しておこうかと…。
「ん!? 今、なんか言ったか?!」
「いや。なんだよ、撮るな…って?」
「あ、お前も聞こえたんだな…」
背後からそうと聞こえたので、撮るのをためらう。同時にちょっと振り返ると、視界の片隅に「ぼぉぉ…」っとしたものが…。
「あ。出たな…出た。」
「撮るな…」と言ったその声の主なのか定かじゃないが、日本髪のおばさん。和装。華美な服ではない。無地で色は濃い茶色か黒だが、喪服の黒ってワケでも無さそう。顔に白いおしろいが大部分残っているが、落ちてる部分(右あご、左目の上辺り)もあり…。上半身まで見えたが、すぐに消滅…。少し開けたえりの部分から、胸にかけてはおしろいが塗られていない感じ。円形に塗った部分との境がはっきりしていた。
おばさんではあっても、おばあさんではなく、かつ、若くは見えない。今風に言えば、40代後半から…って女性になるが、目が細く、白目黒目の判別出来ない。正面を正対しており、姿勢良く立っていたことになる。隣に立っていた知人からすると身長は同じに見えた。170cmは確実に…。豊満ってワケではなく、細身。頬はこけている感じだが、おしろいの付き具合によるかも。分類すれば…ガリガリ…ってことになるかな。顔に表情らしい表情が無く、怒っているとも悲しんでいるともつかない。何か言い掛けたように幾度か口元が開いたと見えたが、歯が見えなかった。お歯黒なのか…。
「お、お前怖くないの?」
「もう消えちゃったよ。いるんだなぁ、おい。久々だよ。」
まだ明るいのに、そこそこハッキリと見られるなんてのは、滅多に無い。まぁ、出る時には深夜の暗闇でもハッキリ見えたりするので、見えること自体が滅多に無い事でもあるんだが…。
「撮るな…って言ったよな?」
「そう聞こえたよ。やべぇよ。しょんべんもれちゃうよ」
途中でトイレを済ませておいて正解だったな。パンツの中にでかいの産み出さなくて幸い。せっかくだからちゃんと見ておけばよかったのに、声だけでパニックになったと。すぐ隣に立ってたのになぁ…。
「見たからには、いるって事だな。写真撮らなきゃいいみたいだが、その点は不満だ。」
「おい。再来週からこの先でまた工事あんだよ…どうすんだよ…」
さて、どうするんだか?
もう一度、出て来てもらって、その旨説明して頂ければこちらとしても対処は出来るのだろうけれども、ほとんど場合、都合よくは出てきてくれたりはしない。一応、こちらからも問い掛けはしているのだが、全くと言っていいほど返事など無い。彼ら彼女らは限りなく一方的なのである。
「工事で事故とか起きてるの?」
「いや。無いけどさ…労災ってのも困るしよぉ。こんなのでさぁ…」
「工事の時に写真撮るだろ? デジカメで。あれ、何か映ってたりしない?」
「いや、無いよなぁ…無かったと思ってるが…ヤバイのか?」
「さぁ? でも撮るな…って言ったんだし…」
まぁ、この先はあれやこれやと調べないと、詳しいことは判らないし、実際に調べてみても判らない場合がほとんどだったりする。
ただ、疑問はあれこれ尽きない。
スマホを理解しているんだろうか? それが写真機的な機能を有していることも? そもそも写真機を知っている時代の人なのか? 外見からはそうは思えない…だとしたら…何者? んまぁ、幽霊自体が何者? って事に終始するが、あれだけセミの鳴き声、風に揺れる木々の音が騒がしかった中で「撮るな…」とハッキリと聞こえたのもどうしたことか…。また、化粧をする必要のあった人であったこと、見間違えで無ければ「お歯黒」の慣習を行っていたことを考えると、そりゃもうワケがわからない…。
「やべぇ…腹痛くなってきた…もう帰ろうよ…」
無下に漏らされても帰りの道中がとんでもないことになりそうなので、同意する…。って言うか、いい加減お互いにもう50歳に近いんだから、そんな涙目に語らなくてもいいだろうに。
「なんでお前は怖くないの? あれ、幽霊なんだろ?」
「あまり、べっぴんでもなかったぞ。他にもいるのか?」
その場にいたのは我々だけで、現れて消えちゃったのが何なのかを説明するには「幽霊」と言っておいた方が説明しやすい。世の中、そんなもんだが、実際のところ、それが何であるか? どこの誰にも解明されてもいないのである…。
いや、しかし…「撮るな…」って言われたのは初めてだな。可能ならば、可能な限り映像として記録に残したいと言う目的であちこち出掛けてもきたのだけれど、そうとハッキリ言われたなんて、人生で初めてのこと…。
工事は暫くは続くそうだから、この夏はちょっと通ってみるかな。撮ったらどうなるのか? また「録ったら…」どうなるのか? おそらく、昔であっても人気の無い場所であろうところなのに、なぜ、あそこで? 興味深い。
「おまえ、暫く工事で来るんだろ? 名前ぐらい聞いとけよ…」
「なにいってんだよ! ナンパの相手じゃねーだろ!」
「いやいや。実はそうなのかもしれないよ…何百年もナンパされるのを待ってるうちに、あーなったとか。」
「冗談じゃねぇよ。なんだよ、それ。もう絶対今日寝れないからなっ!」
そんな事を宣言されても困るが、概ね、そうした事にはなるみたいだ。そんな時には「貞子3D」とか見るとよく眠れるとかダメ押ししとこうかとも思ったが、夕飯をご馳走してくれなくなる可能性が大きくなったのでやめておいた…。
…出来れば、ガールズ…って合コン的にお会いしたいんだけれどねぇ…次回はね…。