…関わるな…って事で一切、関わっちゃいないが。
たまに、ケアマネとか病院から連絡を頂く…。
そりゃまぁ、認知症がひどい方向に進みつつある老人が勝手に出歩くだのなんだの…って事だから、それなりに問題も起きよう。だが、起きた所で私にはどーにもならん。
言う事をきく、きかない…以前に、人の話を全くアタマに入れないので、何を話したところで無意味なんである。
ま、これは相手が誰であろうと…って感じで、医師の話、看護士の話、ケアマネの話なども、自身に都合の悪い話は聞き入れずに流して忘れ去る…ワケ。
ともなれば、持病の為の薬も満足に飲まないし、薬の効果が現れもしないワケだから、病院からも問い合わせが来るし、そうした連携もなされちゃいるのでケアマネからも来る。
来た所で、私に何か出来るかと言えば「あー。そーですか。残念ですねぇ…」ってことを言うくらい。
もうちょっと病気が進んで、公私ともに「あの人はおかしい…」って状況にでもならない限りは誰かがどうにかするなんてコトはムリなんである。意思の表示が可能な限りは強制も出来ないし、そうなれば、本人に何もかも任せる以外に方法なんざありゃしない。公衆衛生上の問題にでもならん限りは、何も出来ないワケであろうかな。
こうした、本人の意思を尊重する…って事にたいしての大きな違和感ってのはあちこちで感じる。なんせ、まともな判断ってのが既に難しいにも関わらず、おおよそのコトは本人の意思が優先されるワケで、緊急避難的な危機管理にもとづく…って危機ならばその限りでもないらしいが、概ね、いかに正常な判断が出来ていないか関係者は判っていても、当人の意思が優先されるのである。だから、本人にかなり大事な事も判断させているし、それしか方法もない。繰り返すが「正常な判断は難しい…」って事を関係者が知っていての上でね…。
そうしたワケで、当人が「関わるな」って事だし、「死後も関わるな…」ってクギも刺されているので、望みどおりに関わらないし、何かどこからか文句だの非難だの言われても、私は関われない。
終日、何をしているのかすら知らんし、週に1回はデイサービスに行っているであろう…って話は知っている。
時間的な感覚ってものも喪失しつつあるみたいだから、そのうち徘徊も始まるんだろうと思うが、そうした「見守り」なんて関わりすら拒否されているので、どーなろうと知ったこっちゃないしね。本人の意思が優先されている時点では不可抗力って事で、強制権を伴った実力阻止も緊急避難以外は出来ないもんだし…。
日々会話があるかといえば、会話すらない。
人の顔見れば「盗んだだろ」「返せ!」ってこと。会話になんかなるワケが無い…。
先日などは…
「箸の片方を盗んだだろ! 返せ!」
箸の片方だけ盗んでリサイクルショップへ売りつけて換金したと思っているらしい。箸の片割れは冷蔵庫の下に転がっているが、見付けたところで会話になにか是正や訂正が加わるワケでも無い。
客人用の湯のみとかも私が盗んでどーにかしたと思っているらしいが、これは受け皿ともども昨年の10月あたりに本人が廃棄処分している。廃棄するために出す日を間違えていたので、朝から近所の方とトラブルになったので覚えているが、本人が自ら廃棄している。
毎夜、家の中のモノ物を整理整頓と称してその位置を変え、翌日にはどこへしまったか亡失し、挙句には「盗まれた」「盗んだだろ」「返せっ!」ってことは相変わらずである…。
そうした病気であると知っていても、毎日窃盗犯扱いされるのもイヤなので、会話はしないことにした。当然、私を見れば、母から見れば「盗んだ野郎」だから、話しかけては来るが、まともな返事や説明を返したところで状況が変わる事も無いので、言わせておいている。
本来なら…そうした扱いはイケナイに決まっているし、ネグレクトそのものだと思う。だが、何をどう説明しても、本人の考え以外は認めないし、耳にしてもアタマには入れないので、扱い様が全く無い。そうした意味じゃ、全く完全にキチガイの領域に入っちゃっている人なのだ…。
そんな調子なので、ケアマネも頭を抱えているが、どうにも出来ないらしい。単純な認知症ってものであれば、こうも苦労する事も無いみたいだが、我が母の場合はマジでどうにも出来ないみたいだ。
こうしたケースの場合、集団生活や、規範に沿った生活も難しくなるであろうと予想されるので、そうした人を受け入れてくれる施設が非常に限られてしまい、入所を断られる、もしくは非常に長い待ち時間を与えられる…って事になりそうだと危惧されている。
ま、それも自業自得だろ…。病気だからその責を問うわけにも行かないが、事実、そうした非常にやっかいな病人の受け入れ先ってのはとんでもなく限定されており、いわゆる「順番待ち」が非常に長い…ってことなのだ。特養ホームだからといって、なんでもかんでも受け入れてもらえるワケじゃないのだ。
ついでに書いておくが、風呂にも入っちゃいない。自宅でもなぜだか入らないし、デイサービスでも拒否していると聞いているので、全く入っていない。そうした特徴のある認知症だとも聞いちゃいるが、それはそれでいいのかどうなのか疑問はあっても、本人が拒否している以上は、誰にもどーにも出来ない…ってこと。
まぁ、薬も満足に飲んでいないし、勝手気ままなわけだから、良くなる事にも向かっていないし、キチガイへまっしぐらな感じが漂っちゃいるんだが、本人が痛い目に会うか、他人が痛い目に会って大きく問題化しない限りはどうにもならない…って現実がある。そうにもならないと、行政だろうが誰だろうが、こうした病人を「どうにか」って事が出来ないんである。
それはそれで、今のご時世、おかしいのかおかしくないのか? 限りなく「おかしい」と、思っていても、現実にはどうすることも出来ない…ってのが実情なのであるのよ。
たまに、ケアマネとか病院から連絡を頂く…。
そりゃまぁ、認知症がひどい方向に進みつつある老人が勝手に出歩くだのなんだの…って事だから、それなりに問題も起きよう。だが、起きた所で私にはどーにもならん。
言う事をきく、きかない…以前に、人の話を全くアタマに入れないので、何を話したところで無意味なんである。
ま、これは相手が誰であろうと…って感じで、医師の話、看護士の話、ケアマネの話なども、自身に都合の悪い話は聞き入れずに流して忘れ去る…ワケ。
ともなれば、持病の為の薬も満足に飲まないし、薬の効果が現れもしないワケだから、病院からも問い合わせが来るし、そうした連携もなされちゃいるのでケアマネからも来る。
来た所で、私に何か出来るかと言えば「あー。そーですか。残念ですねぇ…」ってことを言うくらい。
もうちょっと病気が進んで、公私ともに「あの人はおかしい…」って状況にでもならない限りは誰かがどうにかするなんてコトはムリなんである。意思の表示が可能な限りは強制も出来ないし、そうなれば、本人に何もかも任せる以外に方法なんざありゃしない。公衆衛生上の問題にでもならん限りは、何も出来ないワケであろうかな。
こうした、本人の意思を尊重する…って事にたいしての大きな違和感ってのはあちこちで感じる。なんせ、まともな判断ってのが既に難しいにも関わらず、おおよそのコトは本人の意思が優先されるワケで、緊急避難的な危機管理にもとづく…って危機ならばその限りでもないらしいが、概ね、いかに正常な判断が出来ていないか関係者は判っていても、当人の意思が優先されるのである。だから、本人にかなり大事な事も判断させているし、それしか方法もない。繰り返すが「正常な判断は難しい…」って事を関係者が知っていての上でね…。
そうしたワケで、当人が「関わるな」って事だし、「死後も関わるな…」ってクギも刺されているので、望みどおりに関わらないし、何かどこからか文句だの非難だの言われても、私は関われない。
終日、何をしているのかすら知らんし、週に1回はデイサービスに行っているであろう…って話は知っている。
時間的な感覚ってものも喪失しつつあるみたいだから、そのうち徘徊も始まるんだろうと思うが、そうした「見守り」なんて関わりすら拒否されているので、どーなろうと知ったこっちゃないしね。本人の意思が優先されている時点では不可抗力って事で、強制権を伴った実力阻止も緊急避難以外は出来ないもんだし…。
日々会話があるかといえば、会話すらない。
人の顔見れば「盗んだだろ」「返せ!」ってこと。会話になんかなるワケが無い…。
先日などは…
「箸の片方を盗んだだろ! 返せ!」
箸の片方だけ盗んでリサイクルショップへ売りつけて換金したと思っているらしい。箸の片割れは冷蔵庫の下に転がっているが、見付けたところで会話になにか是正や訂正が加わるワケでも無い。
客人用の湯のみとかも私が盗んでどーにかしたと思っているらしいが、これは受け皿ともども昨年の10月あたりに本人が廃棄処分している。廃棄するために出す日を間違えていたので、朝から近所の方とトラブルになったので覚えているが、本人が自ら廃棄している。
毎夜、家の中のモノ物を整理整頓と称してその位置を変え、翌日にはどこへしまったか亡失し、挙句には「盗まれた」「盗んだだろ」「返せっ!」ってことは相変わらずである…。
そうした病気であると知っていても、毎日窃盗犯扱いされるのもイヤなので、会話はしないことにした。当然、私を見れば、母から見れば「盗んだ野郎」だから、話しかけては来るが、まともな返事や説明を返したところで状況が変わる事も無いので、言わせておいている。
本来なら…そうした扱いはイケナイに決まっているし、ネグレクトそのものだと思う。だが、何をどう説明しても、本人の考え以外は認めないし、耳にしてもアタマには入れないので、扱い様が全く無い。そうした意味じゃ、全く完全にキチガイの領域に入っちゃっている人なのだ…。
そんな調子なので、ケアマネも頭を抱えているが、どうにも出来ないらしい。単純な認知症ってものであれば、こうも苦労する事も無いみたいだが、我が母の場合はマジでどうにも出来ないみたいだ。
こうしたケースの場合、集団生活や、規範に沿った生活も難しくなるであろうと予想されるので、そうした人を受け入れてくれる施設が非常に限られてしまい、入所を断られる、もしくは非常に長い待ち時間を与えられる…って事になりそうだと危惧されている。
ま、それも自業自得だろ…。病気だからその責を問うわけにも行かないが、事実、そうした非常にやっかいな病人の受け入れ先ってのはとんでもなく限定されており、いわゆる「順番待ち」が非常に長い…ってことなのだ。特養ホームだからといって、なんでもかんでも受け入れてもらえるワケじゃないのだ。
ついでに書いておくが、風呂にも入っちゃいない。自宅でもなぜだか入らないし、デイサービスでも拒否していると聞いているので、全く入っていない。そうした特徴のある認知症だとも聞いちゃいるが、それはそれでいいのかどうなのか疑問はあっても、本人が拒否している以上は、誰にもどーにも出来ない…ってこと。
まぁ、薬も満足に飲んでいないし、勝手気ままなわけだから、良くなる事にも向かっていないし、キチガイへまっしぐらな感じが漂っちゃいるんだが、本人が痛い目に会うか、他人が痛い目に会って大きく問題化しない限りはどうにもならない…って現実がある。そうにもならないと、行政だろうが誰だろうが、こうした病人を「どうにか」って事が出来ないんである。
それはそれで、今のご時世、おかしいのかおかしくないのか? 限りなく「おかしい」と、思っていても、現実にはどうすることも出来ない…ってのが実情なのであるのよ。