おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

やられた…36。半年…。

2013-12-26 01:39:49 | 我思う、故に書くなりよ。
…半年経ったねぇ…。

まさか…死ぬ様な病気だとも考えてはいなかったのだけれども、救急車で運ばれるわ、心臓は限りなく止まったに近い状態になるわ…心筋梗塞って事で…。

ERに運ばれても、心臓が痛いとか苦しいって事も無かったので、そうとは考えてはいなかったのだけれども、医者がそう言うんだから仕方ないしねぇ…。諦めて『まな板の上の鯉』になる他に術も無かったし、そんなこんなの最中には、三途の川のほとりまで行っちゃうしなぁ…。

お陰さまで…かなり健康な人って扱いにはなってもいますが…薬は飲み続けなければならないし、食事も普通に近づいたとは言え、かなり気を使って口にするものを選んでもいたりするし…数字だけ見れば確かにかなり健康な人って事にはなったものの、相変わらず『病人』にも変わりが無いんですな…。

…体重も、ほぼ高校生の頃の体重になっちゃったし、悪かった血液も良くなってるし、他に悪い所も無い…って事にはなってますけれどね…一度でも糖尿の気…なんて言われるとその冠が取れる事も無いので、今後は内科の方で監視が続く事にもなってますが…そうした日が半年そこいらで来た…ってのも当人がビックリするくらいに驚いてるくらいで…。

「…何年先の話だろうなぁ…」

退院時には諸々の事が良くなるであろうって日が来るのは、いったいいつの日になることやら…果てしない感じに思っていたんですけれどね…。言われた事を守って、変えて…って事をしているウチに、あれよあれよと良くなってしまい…驚く間もなく、他人の方が先に驚いていた感じもありましたからねぇ…。

てなワケで…生き返ったに近い状態から半年経って、あれこれと…。

やはり、食生活を大きく変えた…ってのは大きいですな。

「余ってるモノは今更食べなくてもいい…」

これが1番共感できた事だと思います。バランスの良い食事なんか、バランスが戻ってからで十分…って事で、糖分塩分脂質ってのを一気にやめちゃった感じで、大きく変わりまして…。まぁ、そうなんですな。脂質が余っているから脂質異常だし、デブなワケで、そのままだとまた心臓の血管が詰まるし、他の血管にもよろしく無い。糖分も余っているから糖尿の毛なんていわれるんだし、塩分も余っているから高血圧が…なんて話になる。

そうした状態の体なので、余っているモノは摂らなくても、そうそう死ぬ事もない…って話なんです。一応はね…

「バランスの良い食事が…」

って話なんですけれどね、必要以上に余ったものが多過ぎる人がそんなモン喰ってたら、余ったモノも減りはしないワケで…。あらかた減り尽くしてからバランスの良い食事を…って事で問題ないんですな。

運動の継続でホントに体重が減った…ってのも驚きでしたな。

運動って言っても、心臓をやっちまっているので、過激な運動など出来ませんから、ただ歩くだけなんですけれどね、これを続けていたら、ホントに体重が減って来て、標準体重にまでなってますから…。走っちゃいけないし、無酸素運動も厳禁でしたので…ホントに歩いているだけなんですけれどねぇ。しかも、必要とされるのは10分間だけ…。

そりゃ…信じられませんわな。そう言われても。10日間の入院でせいぜい2kg位しか減りませんで、退院してからも減る傾向も無かったのですけれど、歩く事を続ける事で心臓は良くなる…良くなる方向に向かう…と言われたらね、やはり、三途の川を2回も見てると歩くんですわ…。

そうこうしていると、じわじわと減ってきましてね…。じわじわが止まらず、何か別の病気なんじゃなかろうかと心配もしましたが…そうでもなく、余分なモノが取れて行く感じなんですな…。ダイエットした方がいい…とは言われましたが、ダイエットしてください…しなきゃダメです…しろ…って事は言われてないんですよ。

運動を継続する事で、傷めた心臓の機能が回復する方向に向かう事と、食事と併せて血液も良い方向に向かう…って事がそもそものお題目でしたので、ダイエットそのものが目的じゃないってあたりがポイントかもしれません。

入院すりゃ、後は参加も自由な『教室』って存在も大きかったです。

脂質と塩分がメインな感じですが…これに参加して覚えた事を実践するって事も、効果に大きく寄与していると思いますな。そこから得た知識を毎日の食事に反映させればよいので、これをちゃんと続けていたら、血液がみるみる良くなって来て、数字だけ見りゃ、相当に健康な人って数字になっちゃいましたからね…。

どれも、ホントにそうなるとは当初は考えてもいなかった事ばかりでね…例えば、体重なんかダイエットって事だとね、マイナス17kgなんてのは相当な苦しみを伴う運動をしなきゃそうにもならないし、そんなのは無理だろうと考えてましたんで…それこそ何年先、何十年先の話になるんだか…って感じでした。

…それが…半年経ってみれば…あっさりと…。未だに不思議な感覚ですけれどね…。

んでまぁ…そうした事は、もちろん続けていまして…。

あれやこれやの記録がスマホに簡単に記録できるので、面倒だと思いつつも、記録が漏れるのがイヤな感じにもなってますんでね…。タダで使えて健康に寄与するなら使おうじゃねぇか…って事で。それでも、まだまだ余ったモノは多いんですな…。

血液は良くなったものの、まだまだストライクゾーンにはピンポイントで届いてもいないし、体重もベストにはほんの少し届いていませんので…せっかくここまで来たら、ベストは目指したいしねぇ…。

…健康と言われてはいるものの、体調がベストかと言えばそうでもない部分と言うか、パーツだな…もあったりはするので、もうちょっとあれこれ頑張らないとダメなんでしょうけれど、頑張って何かする…何かしてきた…って感じもあまり無いもんだから、もうちょっと考えないとダメなんでしょうな。

てなワケで…生き返って新たな年を迎えようとしちゃってる事が本来なら驚かなきゃならない、1番の事かもしれませんが…ヘタしてたら…半年前の今頃は告別式でもおかしくなかったんだよねぇ…。そう考えると…やはりもうちょっとあれこれ考えて、頑張らないとダメなんでしょうな…。

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流星群。

2013-12-19 02:01:14 | 我思う、故に書くなりよ。
ちょっと前に、ふたご座流星群ってのがありましてな…。

…群…って呼ばれちゃいるが…毎度、しょぼいんだろうと思ってみていたら、そこそこひゅんひゅんと流れましてね…、こりゃおもしろいや…と。

まぁ、か細い光のスジが…って事には変わり無かったワケですが…かなりの数が流れたし、時折、かなり大きいのも流れていましたので…久々に『群』って感じが楽しめましたな…。火球レベルのは見ませんでしたが…。

音が聴こえる様な火球なんてのも昔は見たんですけれどね…こうした自然現象は偶然に期待するほかにも無いので。

まぁ、寒い中、鼻水をすすりながら見ていましたが…お願い事が出来るほど長く飛んでいる流れ星なんてのも難しいワケで、ひたすら呆然と夜空を見上げておりました…。天気も良くてなにより…。

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やられた…35。 一区切り…。

2013-12-11 21:14:01 | 我思う、故に書くなりよ。
そう言えば…カテーテル検査して来たんだっけ…。

心筋梗塞ってのをやっちまうと、定期的に心臓周りの血管にカテーテルってワイヤーみたいなのを入れてゴニョゴニョして…って検査をやらねばなんだけれども、退院後の1回目ですな…。

あらかた、良くなってもいるので、おそらくはこの1回だけで済んでしまう事にもなるのでは…と、事前に言われてましたが…どうなる事やら…。

朝の10時に来てくれ…って事で、出向いて直ぐに入院手続きをして…11時にはハイテクまな板の上で鯉やってましたのでね…終わったのが12時ちょい過ぎくらいだったかな…。あっさりと終わってしまい、とても拍子抜けした感じですが…ERで処置受けた時と、ステントを入れた時は手首の辺りから入れたのですが、今回はひじの辺りから入れまして…痛さも全く無く、滞り無く…。

結果は夕方ごろに主治医から…って事でしたが、直後に極めて良好と言われましたので…ホッとしましたけどね。

…んでまぁ…終わってしまうと暇なので…特にする事も無いのですが、一応、動脈に穴を開けたワケで、安静に…って事でした…が…かなりガッチリな止血がリアルに見えるワケで、透明なエアパックで強引に抑え付けてますから、そうそうの事では出血も無いもんだと…。ただ、曲げられないのでね…腕が…。

たまたま『塩分教室』の日でしたので、これにまた参加してヒマを潰そうと…。

残念ではあるんですが…参加者少ないのね…。今回は自分は一応は入院患者だけれど、他に入院患者はおらず、退院した後にご夫婦で参加された方がいただけで…。入院中は病院がまかなうので心配は無いのですが、退院した後の生活にはこうした「教室」ってトコロで教えられた知識をフルに活かして行かないと、健康が取り戻せないのですがね…。

…ま、話の中身は毎度同じなので、繰り返し参加する事も無いのですけれど、『脂身教室』などもそうですが、退院した後の生活では食生活の改善が大変重要になって来るので、気を引き締めるためにも出向いて聴くのは悪くないのですな…。

とりわけ、塩分に溢れている世界で病気にもなってしまったワケで、その塩分をどげんかせんといかん…って事が絶対にもなって来る身ですので…極力、塩分を摂らない生活をしていかねばならぬ中で、何をどれだけ食ったら、塩がどれだけ体に…って知識は大事なんです。ノンオイルどころの話じゃなく、ノンナトリウムな事も大騒ぎして行かねばならないハズなんですけれどねぇ…。

…そうこうしているウチに、ヒマツブシも終わってしまい…行き場が割り当てられたベッドだけになってしまい…安静にしているほかに術もなくなってしまったので…。

少々遅めの昼食が出て、これ含めて3食出たわけですが…美味いんだな、これが…。

減塩食じゃないのかと思い、栄養士さんに訊ねると…減塩食だと言い、この病棟では減塩食以外に食事は出ていない…との事。少々、味が濃いんじゃないのかと思ったんですが…味覚がすっかり変わったって事なんですな…。

減塩食なので、3食で使われている塩分量は6gになっており、1食辺りが2g程度にしてあるそうで…これが、ギリギリ塩分を感じ取れる量って事だそうです。半年前に入院した時には、何を食べても味の無い食事ばかりだった事に驚嘆したワケですが…今回は特に何かしてあるわけでもなく、まぎれも無く普通に減塩食だったのですが…美味しいし、味もしっかりしてるし…なんじゃこりゃ…な。

…翌朝、朝食に出て来た『スープ』を見た時に、あーこれこれ! と、やっぱり減塩食なんだと実感しました。例の、タマネギの皮が3つ浮いてるスープ…。これだって、かなり味がしっかりと感じられて、以前とは大違いなワケでね…完璧に味覚がおかしくなっていたんでしょうなぁ…あの頃は…。

1日あたりのカロリーは1600Kcalって事になってましたので、量的には物足りなさを感じる事もあるのですが、お腹に入れちゃうと、案外とそうでもないんですね…ごはん(お米)の量などは普通盛りと大盛りのあいだって感じの量だし…。こうしたプロの作った減塩食ってのを時折食べる事で、勉強にもなりますからね…。

そうこうしていると…夕方というか、夜になり、主治医がやって来て検査結果の説明を…。

んで…結果はというと…何ら問題も無く他に詰まりそうな血管も無いし、血液もあらかた良くなってしまい、悪い…ってトコロも無いもんだから…循環器としては特にする事も無くなったので『おしまい』って事に…。

とは言え、投薬は続くし、その服用も欠かせない事には変わりありませんで…今後はそもそもの原因だろうと思わしき、糖尿病らしいってトコロから『内科』へ移行して処方される…って話になりまして…。まぁ、それもすげぇ良くなってしまい、血液だけみたら「かなり健康な人…」って感じですので…今の状態から悪くならないように、内科がお目付け役になる…って話ですな。救急車で運ばれて、入院した時の血液は糖尿病そのもの…って事ですから、その冠が外れる事は一生無いワケで…治った…って理解は無いんですね。

まぁ、全て野放し…ってのも、三途の川を見て来た身としては怖いので、お目付け役が定期的に診てくれる…ってのは安心の1つでもありますから…。

翌日、主治医にこれまでの感謝と謝意を伝え…おさらばしてきました。名残り惜しいって感じもありましたけれど…長居するべき場所じゃありませんからねぇ…心臓病の病棟ってのも…。

半年って区切りが、なかなか良い結果で迎えられたワケですから…めでたいな。
マジで死ぬかと…半分以上死んでた気もしますけれどね…あの時は…いや、めでたい。よほどの緊急事態でも起きなければ、お世話にもならないだろうと思いますけど、その時はまたここへ駆け込まないとね…。

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