23日の日経新聞に、Panasonicのコマーシャルが1ページの大きさで載っていました。
(おせっちゃんが勝手に短く書き換えています)
「ずっと使っとる炊飯器、なんとか直らんかねえ」
長女さんが生まれた頃買ったもので4人の子供の白いご飯を炊き上げてくれた大事な炊飯器なんじゃとのことでした。
ご家庭の家電にはご家族の物語が紡がれていると思う。買い替えてもらう方がおいしく便利かもしれない。でも大事な思い出とともに、ホカホカご飯がこの炊飯器で食べられるよう、心を込めて修理に取り組みました。
街のでんきやはお売りするだけが仕事ではありません。まだまだ買い替える気にはならない、そんなお客様の思いに寄り添える電気屋でありたい。(広島市志和町 上島デンキ 社長 上島勇介さん)
おせっちゃん、戦後の物のない時代を知っています。炊飯器などありません。思い切の蓋の釜で、薪で焚きました。長年の使用にそこに穴が。いかけ屋が回って来て小さな釘状のものでを打ち込み両側から叩いて穴を塞いで使ったのでした。
コマーシャルの中で修理を望む人の言葉が理解できます。同じような修理を頼んだ経験もあります。でも、いつの間にか、こうした行動はとらなくなってしまっています。
家電製品を買う時は、電機量販店。街のでんきやさんは、電球1個、電池8本組などを飼う所になってしまっています。
量販店で、幾度言われたことか。「直すより、買う方が安いですよ」
「炊飯器も中に組み込まれたパソコンが動かしています。そこがやられては、もう修理は無理」。こんな言葉に慣らされました。
昨年末で、小さな街のでんきやさんがわが町で店を閉じました。店主が歳をとり、後継者がいないんだと。こちらが先に歳とって、高いところの蛍光管の取り換え、頼んだこともあったな。でも続けてとはいえないお得意さんに過ぎなかったのだから。
悪く言えばケチ・・
家庭を築けば、家の中には沢山の家電製品がありますね。
このリビングルームの中だけでも、エアコン・TV・パソコン2台・ホットカーペット・電子レンジ・トースター
電気ポット・電気スタンド等々・・
器用貧乏と言うのか、これらの家電が壊れたりトラブルと殆ど夫の手によって修理されてしまうのです。
台所にある冷蔵庫は10年は使っていますが、以前
真夏の暑い日に動かなくなりました。
私としてはヤッタ~ これで最新型の超大型冷蔵庫を買うぞ~~と喜んだのも束の間・・
家電修理師でもあるまいに・・これも直しおったのだ! !
マッタク・・やり難い夫なのです・・
我が家、全く正反対の夫ですから、