1週間ほど前だったかH君から電話がありました。Hくんは娘Ma夫婦の長男です。「日曜日か月曜日にちょっとお邪魔します。きちんと日にちが決まったら改めて知らせます。よろしく」とのことでした。ラインっ子の若者です。短く、速く、がモットーのようです。土曜日に「日曜昼頃に行きます」とこれもいとも簡単。わたしも「了解。お昼いりますか」。すぐ「お手間取らせないように済ませて行きます。その代り夜は食べさせて」「OK」。
日曜、1時、ピンポーン。「やあ!」と自宅に帰ってきたような挨拶で居間へ通りました。「金曜から山口へ帰ってた。早めの夏休みが取れたから。はい、「いつものお土産」山口名物の外郎と最近有名な「月で拾った卵」。「少しずつにしたよ。じ~こは甘いもの制限されているんだろう」。はいはいお心遣いありがとう!!
一休みした所で「何か手伝うことある?何でもやるよ。重いもの、高いところの作業、夏支度もしなければでしょ」「やってくれる?あるのよ~」。
脱衣場のストーブの片付け。これが外国産で重く、箱に入れにくい代物。
階段を照らす電球が切れてるのよ。暗がりを上ってひっくり返ったら困るし・・・。手が届きにくいのよね。「あ大丈夫外せた。電球ある?LEDにしたほうがいいよね。長持ちするし。ない。良し買ってきてあげる」動作が速い。間もなく帰ってきて無事取り換え完了。
そろそろ虫も入って来るでしょう。網戸入れておこうか、倉庫かな?・・これも完了。
明日は真夏日になるかもと言ってるよ。扇風機も出しておこうか。
もしか朝夕気温が下がるかもしれないからとダイニングのストーブだけは残してもらっていました。ストーブと扇風機の同居です。「変よね」「いいよ、必要な物はあった方が」。確かに。
やすやすと手早く夏支度になりました。
「夕ご飯、何時がいい?」「7時半ころお暇するから」「じゃあ6時半頃にしよう」。夫にそれに合わせて風呂を済ませるように言って私は買い物に。
「いつもの夜行雑魚寝寝台?」「ううん。まだ休暇が残っているから、富山の方を旅行してくるつもり。今夜は松本泊まりで、黒部の方に行ってみようかと思う」「まだ雪の回廊は残っているのかなあ」「ネットで調べたらあるらしいよ。まあその時の状態で、金沢に行ってもいいし」
7時半「また来るからね」とじ~こに挨拶してリュック一つ肩に、出発していきました。門の外まで送ります。門を出たところから30メートルばかり先の曲がり角を曲がって駅に行くのですが、H君は必ずそこで振り返って手を振ります。それも2度。肝っ玉娘Maはそんなことはしません。Hくんだけ。何処でこんな心遣いを学んだのだろう。
あ、書き忘れました。付け足します。H君のワクチン3回目の副作用についてです。
「Hくんはワクチン3回目はやったの?」
「やった、やった。大変な副作用付きだった」
「え?効きすぎたの?」
「効いたか効かないか知らないけれど、まあ無事今日まで罹ってはいないけれど、大変だったあ。動けなかったよ」
「どうした?」
「39度以上熱が出て、起き上がれなかった。仕事休まざるを得なかった」
「そんな副作用起こした人、始めて身近に聞いた」
「とにかく酷かったんだよ。4回目をするということになった時は考えるなあ」
「う~ん、H君は客商売だしね。人と対面しての仕事だもんね。メリット、デメリット、考えちゃうねえ」
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