既に15日のブログでお目にかけましたが、木目込みで作る干支の「寅」実技講座が17日・19日二日間にわたって開かれました。この講座は今回で11回目です。干支の前にお雛様を2回、端午の節句祝い兜が1回行われた長寿講座です。来年この時期に、ウサギをつくれば、十二支が揃うことになるのです。
講師は、始めはお免状のある方に来ていただいておりましたが、ご都合が悪くなり、他に適当な方が見つからず、コミュニティー委員で勤めることになりました。私が委員の中では一番古いというわけで、面の皮暑く、センセイをすることになってしまっています。
コロナも落ち着いているからか、また、やり始めたからには12揃えたいという意気込みか定員を超す申し込みでした。今まで常連で出席してくださった方を落とすのもと、広い教室を確保して無抽選で行いました。
お孫さんが寅だから、などという、初めての方も5・6人。
もうベテランの方は自由にやってもらって、難しい所だけ質問を受けます。私は初めての方を集めたコーナーで初歩から説明。
2日目の昨日は中一日のお休み日に頑張った作品を持っていらっしゃった方に、分からないところを委員がみる授業形態になりました。私は、都合で1日目を休まれた方に付きっ切り、二日分をスピードをあげて説明しました。
3時間授業の2時間も過ぎると、出来上がる人が出てきて、しばらく苦労話など盛り上がり、「お先に~」と帰って行かれます。それでも仕上がらない様子の人のために、12月のコミュニティー委員会に続いて、補講の時間を取るからということにしました。折角の講習会、仕上がらないままでは悲しいですよね。
私も鬚を付けないでいましたけれど、昨日ちゃんと付けました。
終わりの時間が近づいて、ガランとした教室で、こんな言葉をかけられました。
先生、ありがとうございました。ご高齢なのに3時間も立ちっぱなしでお疲れでしょう、と。
確かに疲れていました。でも・・・面と向かって高齢者と言われたのにはちょっとびっくりしました。白髪頭の婆さんなのは確かですからもっともな言葉ですが・・・
高齢者の入り口で、電車で初めて席を譲られた時ほどのこそばゆい思いのした一瞬でした。
まとまりのある町内会ですね。
来年は寅さん。
私達の歳ですね。
先ずは、健康第一を目標にして、もう少し人生を楽しみましょう。
講座はいいものもありますので、今度は参加希望者として申し込みます。