おせっちゃんの今日2

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子どもになるためには・・・家出が必要?

2022-03-07 13:33:29 | いろいろ

3月1日の折々のことば。

そのつど感覚に忠実に、事の後先を忘れて集中するというのが「子供」の特徴ですね。
(造形作家 岡崎乾二郎と漫画家楳図かずおの対談から)
その解説として鷲田清一はこんな解説をしています。

熱中と移り気が同居するのが子供。なのに今どきの子供は「何のため」と問う。

「なんのため?」。この質問の裏にはそうすれば、何のメリットがあるか、得することがあるのか、本当にやる価値があるのか、という功利的な子どもの顔と心が透けて見えはしないか。心赴くままに、一見無駄なことに見える作業に、何もかも忘れてのめり込む無邪気さ、損得なしの打ち込み方が現代っ子には欠けているか。(おせっちゃん)

そう言えば、あ、4時だ。塾に行かなくっちゃ。さようなら!!子どもに似合わないほどの腕時計をして、気にしながら遊ぶ子。ちゃんと塾に行く。
楳図かずおは対談の中で「子供になるためには家出をしなくてはいけない」くらいだと言っているようです。

私ども夫婦には、娘息子二人の子供が恵まれました。私どもが田舎育ちで、所謂お受験などを考えなかったものですから、 子どもは元気でありさえすればで、育てました。学校から子供の外遊びは4時まで、と言われていましたけれど、おせっちゃんは、放課後の子育て責任者は親。我が家は6時までは自由にしていい。6時が夕食、それは守って!!と放し飼いにしておりました。
まあ、よく遊びました。
今日の折々のことばに関係しているような場面を思い出します。

息子。学校から帰って、ランドセルを文字通り投げ出して
「いってきま~す」。愛車(自転車)に乗って出かけようとします。
「こら、ちょとまて!。行先を言いなさい」。学校から親の心得として言われています。
「まず始めはO君のところ、でもその先は分かりませ~ん」。背中で答えます。

ごもっとも、その都度の感覚の赴くままに・・・、仲間のこころの赴くままにだもんね。わかるはずがないよね。


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