【南陽市・諏訪神社】しゃくやく祭り

２０１０年６月１０日

山形県南部、南陽市の諏訪神社の<しゃくやく祭り>を訪れました。



南陽市の中心部からやや離れた、静かな田園のなかに建つ諏訪神社。
現在は８０種以上、５０００株の芍薬が植えられているそうです。

芍薬の花は大ぶりで色も鮮やか。会場は華やかな雰囲気でいっぱい。



「立てば芍薬、座れば牡丹、歩くすがたは百合の花」

と昔の人が詠ったのも納得の、芍薬の豪華なすがたです。



残念ながら写真には赤と白の芍薬しか写っていませんが、実際の会場では、黄色、ピンク、赤紫など、もっと色とりどりの芍薬が咲き乱れていたんですよ。




境内に置かれている七福神




歴史を感じるお堂に安置させているのは「マリア観音」
「マリア観音」というなんとも不思議な名前。
かつてこの土地には、隠れキリシタンが存在していたことをうかがわせます。
(ちなみに、ここからそう遠くない米沢は、江戸初期には長崎に次いで、全国で二番目にキリシタンの殉教者を出した土地なのです)




あでやかな芍薬の花々と、信仰の歴史のなごり、、、、
日頃の疲れもすっかり吹き飛んだひとときでした。



おかげで私、翌日の今日、たまたま立ち寄ったホームセンターで芍薬の苗を見つけて、思わず一鉢お買い上げしてしまいました。




私の花壇はもう花が増えすぎて、なかなかスペースも無いというのに(汗)
当分、この芍薬は鉢植えの仮暮らしになりそうです(苦笑)。






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