大内宿散策

福島県会津地方の観光名所、大内宿を夫婦で散策してきました。

おしょうしなから車で約二時間半。紅葉の始まりかけた吾妻の山々を眺めながら大内宿に到着です。


大内宿は江戸時代、会津若松と日光を結ぶ交通の要所として栄えた宿場町。
昔なからの旅籠の建物が軒を連ねる情緒豊かな街並みが魅力です。
平日にもかかわらず大勢の観光客で賑わっていました。




昼食に立ち寄った蕎麦屋さんには大きな囲炉裏があり、炉端ではイワナの塩焼きが並んでいます。



この地方の名物、冷たい汁そば。この蕎麦はなんと、どんぶりの中にあるネギを箸代わりに食べるのです！
でも正直ネギではちょっと食べ難くかったですね。途中から無意識に添えてあった本物の箸を使っていました(笑)



炉端にあったイワナの塩焼き。身がふっくらやわらかくて美味。



会津の郷土料理、サトイモや野菜がいっぱい入ったお吸い物「こじる」
お祝いの席で供される料理だそうで、山国らしく干し貝柱でダシを取ってあります。
干し貝柱とたっぷりの野菜からでる旨みがたまりらなくいいお味です。


これほど昔ながらの街並みを現代に残すには、地元の方々の並々ならぬ努力があったのでしょうね。
まるで日本昔ばなしの世界から抜け出てきたかのようなのどかなな大内宿の街並みと、温かく観光客をもてなしてくれる地元の方々にすっかり心癒された一日でした。






最後に
気がかりな‘原発事故による風評被害’について、お土産物屋さんや茶店の方たちに聞いてみたところ、震災当初は全く人出が絶えていたけれど、夏以降はまた観光客も戻り、賑わいを取り戻しつつあるとのことでした。
(なお、広大な面積の福島県。大内宿のある会津地方は福島原発からかなりの距離があり、かつ山々で隔てられていることで放射能汚染の心配はないのです)
駐車場にもたくさんの乗用車のほか、大型の観光バスが数台停まっていました。ツアーの団体客も戻って来ているのでしょう。


福島に足を運び、地元の美味しい食べ物を食べる、お土産を買う、、、
本当にささやかでも福島県の役に立てるよう、これからも機会あるごとに福島を訪れようと思います。










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「もってのほか」と新米

山形名産の食用菊、「もってのほか」の季節になりました。
花びらをむしっていると、菊の芳香が手のひらに移ってなんともいい匂の手になります

お酢を少々入れたお湯でサッとゆがいて冷水にさらすと、花びらの赤い色が一層鮮やかになるのが不思議です。

茹でた花びらを酢の物やおひたしで食べることが多いのですが、一品料理のお皿に茹でた花びらをサッと散らすと料理が引き立ちます。

山形の秋に欠かすことのできない秋の味覚です。





秋の味覚といえば忘れてはいけなのが新米ですね。
おしょうしなでは、今月早々から新米に切り替わりました。

そこで大切なおしらせ。
今年から取引先の農家さんが変更になったことでお米も変わりました。
昨年まで使っていた「はえぬき」に変わって、今年からお客様に「コシヒカリ」のごはんをご提供させていただくことになったのです。

さすが「コシヒカリ」。
もちもちした食感がたまらなく美味しくて、油断するとついつい食べ過ぎてしまうのが困るほどです


深まりゆく秋。このあたりの紅葉も来週から月末あたりが見頃となりそうです。
どうぞ紅葉と秋の味覚たっぷりの米沢においでください



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