乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

訪花昆虫調査8月

2024年08月18日 | モニタリング調査
※参加された奥平さんがレポートを書いてくださいました。

 8/17(土)に 予定されていた訪花昆虫調査でしたが、台風接近による道路封鎖の為、翌日8/18(日)に実施されました。花を訪れる昆虫を見つけ、花、昆虫の種類、訪れた回数を記録する調査です。参加者は6名(うち子供1名)。2人1組になり、3チームに別れて調査を行いました。



 開始時刻10時の気温は20度。盆地の暑さが嘘のように涼しく心地の良いスタートでした。
 ノハラアザミ、タチフウロ、マツムシソウ、オミナエシ、ヤナギラン、カラマツソウ、ヒメトラノウ、ヤマハギ、シラヤマギク、タムラソウ、ノダケ、キオン、ツガネニンジンなどの多くの植物が花を咲かせていました。トラマルハナバチ、ミヤママルハナバチ、オオマルハナバチ、その他のハチ、ハムシ、アブ、甲虫類などの虫たちが花々を訪れていました。

 強い日差しが降り注いだと思ったら、ぱらりと雨粒が落ちてきたり、雲のご機嫌を伺いながらの調査でしたが、まとまった雨に降られることなく、14時頃調査を終えることができました。

 調査の中で、虫たちの活動が午前中の方が活発のように感じました。調査箇所も違う為、明らかな比較はできませんでしたが、温度、湿度、天候、明るさ等の影響もあるのでしょうか。興味深く感じました。
 今回の調査は、台風による林道閉鎖で日程変更があり、急遽参加させて頂くことができました。逆に、日程変更により参加できなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか。次回は、より多く方が調査に参加できることを願っています。

 ご一緒させていただきました皆様に心から感謝いたします。

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