乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

草刈りボランティア・下準備の会

2020年11月07日 | 草刈りボランティア

 またも乙女天気でした。2・3日前の天気予報では、晴天が続く中、この日だけが雨予報でしたが、当日朝は青空がまぶしいくらいで、寒さも感じませんでした。集合時刻は9時でしたが、ウエハラは1時間半ほど前から準備を始めました。今日のメインの作業はロープ回収と整理でしたので、その前にロープを保管する倉庫内の掃除をしておく必要があったのです。倉庫内のファンクラブ備品を出して整理し、掃き掃除をしました。ほこりがすごかったので、コロナ対策のマスクが役に立ちました。雨宮さんも早く来てくださり、地面に2本ずつの杭を打ち込んだりと、ロープ整理の準備をしてくださいました。

 そうこうしているうちに、皆さんが続々集合。なんと16人。打ち合わせをし、作業を開始しました。さっきも書きましたが、今日のメインの作業はロープ回収と整理。もちろんご自分の体力や体調を考えながらですが、初めのうちは回収の人数を多く、ロープが集まった後半は整理の人数が多くなると、作業が効率的です。また、体力がある方は作業量の多いロープ回収に、体力に自信のない方はロープ整理のほうがいいでしょう。さらに、今は天気がいいですが、午後から崩れる予報なので、野外での作業を先に、室内での作業は後回しにしたほうがいいでしょう。
 一般的にはリーダーが「はい、あなた、ロープ回収係から整理係に移って」などと指示するのでしょうが、ファンクラブのいいところは、これらの条件を、作業に参加された方がそれぞれ自主的に判断して、係の仕事を続けたり、まわりの状況を見て他の係に移ったりすることです。マルハナバチにはリーダーがおらず、他の働きバチの仕事内容や花の咲き具合を個体個体で判断して、担当の花を決めているのと同じです。

 作業内容は以下の通りです。今年参加できなかった方、来年ぜひお願いします。
・ロープ回収:遊歩道のロープを外して、ロッジの庭に運ぶ。外しにくかったら、マイナスドライバーを使う。
・ロープ整理:回収したロープを、来年のロープ張りのときに絡まらないようにまき直し、倉庫にしまう。地面に刺した2本の杭の間をぐるぐる巻いていく。遊歩道のどのルートのロープか分かるように、ロープの端に色ビニールテープを付ける。
・ロッジのホールの掃除
・トイレの掃除:とにかく掃除に水は必須なので、ペットボトルに入れて持ち込みました。水は緊急用に普段から常備しておく必要があるので、ロッジに置いてあります。
・倉庫の整理と掃除
・林道の側溝の落ち葉や泥の片付け:側溝からあふれ出た水によって林道の一部が水浸し状態でした。このままでは路面凍結の恐れがあり、草刈り参加者に迷惑や怖い思いをさせてしまう可能性があります。林道を管理している県に報告して対処してもらうのが筋でしょうが、それでは間に合わないかもしれませんし、そもそも、霜が降りる前に作業を済ませてしまいたいので、自分たちでやってしまいました。作業後、湿地から道路にしみ出してしまった水は側溝をスムーズに流れるようになりました。

【作業前】

 

【作業中】

 

【作業後】


※市職員のお二人は、タイヤが付いていて走行できる草刈り機(見た目は大型管理機といった感じ)で、草原の草刈りをしてくださいました。密を避けて開会・閉会行事をするためのスペースを作るためです。

 幾度か空が暗くなることもありましたが、なんと午前中には作業を終わらせることができました。倉庫前に吹き溜まった落ち葉などの掃除もしました。何年分の落ち葉だったでしょうか。ロッジ裏にテーブルが持ち出され、まわりに焼酎の空きペットボトルが散乱していました。なにが起こったか、容易に想像がつきます。ゴミを回収し、テーブルを屋根の下に移動させました。
 みんなでお昼を食べ、ゆっくり休んだ後、初冬の乙女高原を歩き回り、自然観察を楽しみました。
 雨宮さんは午後からも屋根の落ち葉を掃き下ろす作業をしてくださいました。また、あずまやの裏から段バールひと箱分のごみも回収してくださいました。

 みなさん、作業ご苦労様でした。23日の草刈りボランティアもよろしくお願いします。

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