乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

笛川小6年生ボランティア体験支援

2024年11月12日 | 学校連携
 11月12日、朝、焼山峠がとてもにぎやかでした。今日は「観光地美化活動」の日。焼山峠はその集合場所だったので、たくさんの人が集まっていました。ちょっと車を停めてあいさつし、乙女高原へ。6年生を迎える準備をしていたら、角田さんが血相を変えて駐車場に来ました。「路上駐車で、笛川小のバスが通れないかもしれない」 それは大変! と、角田さんに焼山峠に戻ってもらい、事務局(観光課)に車の移動をお願いしていただきました。そんなことがあって、スクールバスは無事、乙女高原まで来ることができました。

 【朝の打ち合わせ】

 【はじめの会】

 6年生20人と、引率の先生方。そして、乙女高原ファンクラブからは8人が参加しました。はじめの会が終わったところで、3グループに分かれ、それぞれの作業場所に向かいました。

 当初、県による事前草刈りをしていただいたエリアの草を坂の上まで運び上げ、そこで遊歩道への草敷き体験をしてもらう計画でした。でも、11/4 に下見をしたところ、ここ(下)から上まで草を運ぶのは距離もあるし、高低差もあるので、とても大変です。しかも、ここ(下)の遊歩道に草を敷いてしまったら、田丸さんのパッカー車に積み込む草が少なくなってしまうし、遊歩道は敷いたばかりの草で歩きにくくなりそうです。そこで、草原上部の3箇所を選んで、事前に草を刈っておきました。そこを作業場所としました。

 子どもたちと一緒に、事前に刈っておいた草をまとめて、ブルーシートの上に載せました。ブルーシートがいっぱいになったら、四隅に付けたロープを持って出発です。遊歩道の坂道を4人で力を合わせて登っていきました。ブルーシートは各班に2枚用意したので、8人が必要です。足りないところは先生やファンクラブ・スタッフが入りました。きりがいい所で止まり、載せた草を降ろして敷きました。進行方向に直角になるように敷いていきます。こうしないと、草で滑りやすくなってしまいます。敷いた後は草がふわふわなので、足で何度も踏みました。そうしたら、草もなじんできて、いい感じです。


 載せた草が無くなったので、作業場所に戻りました。「水を飲んで、少し休んで」と言ったのですが、子どもたちはどんどん作業を始めてしまいました。働き者の子どもたちです。すぐに草が足りなくなったので、鎌の使い方を教えた上で、交替で草を鎌で刈って、その草をブルーシートに載せるようにしました。最初のうちはぎこちない感じでしたが、そのうち、どんどん鎌の使い方が上手になりました。

 結局、ウエハラが属した班は、作業場所から遊歩道へ3往復、草を運んで敷き入れました。3往復目が終わったところで、「じゃあ、みんなで、どれくらい草が敷けたか見に行こう」と、刈り草を敷いたばかりの遊歩道をみんなで登りました。中には「気持ちよさそう」と寝転がる子も出てきました。遊歩道のかなりの区間に草を敷くことができました。大感謝です。
 そのまま遊歩道を登って、「富士山が見える展望台」まで行きました。富士山が雲海の上に浮いているように見えました。山頂近くが白く見えました。初冠雪が解けずに残っていたのだと思います。

 去年もこの「ボランティア体験」を企画したのですが、雨天中止となってしまいました。従って、今回が笛川小学校にとっても、ファンクラブにとっても初体験でした。楽しく活動でき、しかも、雪の富士山が見えるというボーナスまでありました。
 終わりの会では、ファンクラブを代表して角田さんからお話をしていただきました。そして、バスに乗って帰る子どもたちを見送りました。
 都合がつくスタッフでお昼を食べ、午後から、遊歩道のロープ外しをしました。季節外れの暖かさで、作業をしていると汗ばむくらいでした。

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