ポエムな言の葉パラダイス

少女ジーザスが詩を書いています。少女ジーザスが本を読んでいます。
みなさんに是非伝えたい言葉があります。

土の器として

2008年09月29日 00時26分28秒 | 詩;少女ジーザスのうた



   ☆★★☆   ☆★★☆   ☆★★☆   ☆★★☆



    アスファルトの道に
    一匹の蝉の死骸が
    落ちていた
    わたしはそれを
    手のひらに載せ
    土のあるところに置いた
    しばらく見ていると
    大地の葬儀屋
    蟻たちがやって来た
    肉体は
    土の塵に還るのだ
    やがて このわたしも―
    わたしは
    安心して
    家に向かって帰った




   ☆★★☆   ☆★★☆   ☆★★☆   ☆★★☆



     ↓:愛がすべてさ。
     にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへ



   arisemitonnbotyoutyoukamakirikuwagatakumogokiburitentoumusi.

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天国を想う | トップ | 「驚き」と「怖れ」 »
最新の画像もっと見る

詩;少女ジーザスのうた」カテゴリの最新記事