じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

ボケ防止グッズ

2005年10月03日 | 日々のこと
何か楽器が演奏できると楽しいだろうな、というのがづっとの夢でしたね。
私たちの時代、楽器と言えばハモニカくらいだったでしょうか、戦後間もない田舎の小学校にはほかには太鼓くらいしかなくて、クラスで演奏などと言うもの経験の無い時代でした。
それでハモニカは得意でしたよ。楽譜など見ないで音感だけで吹いていた。
ハモニカはごまかしがきくので今でも吹けます。小学唱歌ですね。

中学も高校も音楽にはとんと縁の無い生活を送ってきました。
だから楽譜はまともに読めません。一時だけギターが流行った頃に試みましたがコードを覚える前にポシャりました。

子供たちの時代にはネコも杓子もピアノを習わせた時代だったように思います。大抵は中学の頃に尻切れトンボになるのが関の山、どこの家にも大きなピアノが捨てることもできず場所を取っている有様ではないでしょうか。
でも基礎のところを習っていたお蔭かどうか、一時はバンドを組んで鳴らしたり、長女は今でも流暢にいろんな楽器の演奏ができますね。あの年代はそういう者も多いのでしょう。

「もしもピアノが弾けたなら」という曲にあるように、流暢にピアノが弾けたらというのが私たち年代の夢ですね。

で、この年になって無性に楽器を弾いてみたくなった。
たまたまテレショップの巧妙な宣伝に飛びついて「キーボード」を購入する。198は安い?。
光る鍵盤が誘導してくれて、誰でも簡単に弾けるという謳い文句にまんまと乗ってしまった。P10100011


しかし太鼓ならまだしも鍵盤楽器がそう簡単に弾けるはずはありません(^^;
バイエルからコツコツと指のトレーニングを積んでいくのが常道ですが、それはそっちのけで、ともかく何か一曲をと今、山口百恵の「いい日旅立ちを」を猛特訓しているところであります。
自動リズムとコード伴奏を入れると、これが少し様になる(なりかけている)のです。
さて、熱しやすくさめやすい性質は多くが認めるところ(かみさんが呆れるところ)、間もなく埃を被る運命かもしれません。
せめてボケ防止グッズとして多少の役に立てば元はとれる・・・・


コメント (2)
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