じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

人物は雲泥の差

2017年01月11日 | 日々のこと
やはりオバマは素晴らしい大統領だった。
きょう最後のスピーチは格調高く感動して、改めてそう思った。
クリントンは負けたが、オバマなら勝てただろう。
2期8年と決まっているが、出来ればもっと続けてほしかったですね。

核兵器のない世界を表明し、キューバとの国交を図り、国民皆保険 オバマケアの道筋をたてた。
理想を掲げてきたが現実は簡単ではなかった。
今、民主主義が危機に瀕していると訴えていた。


それに比べて、トランプの何と攻撃的で卑劣で劣悪なことか。
トランプの取り巻きや支持者は、偽のニュースサイトから意図的に悪質な偽のニュースを流し続け、女性蔑視、移民排斥、温暖化防止は馬鹿げていると言いはばからない。
自身は就任前から狂ったようにツイッターで攻撃的な発信をし、名指しされた各国や企業がおろおろしている。

チンパンジーの群れを研究している文化人類学者の論考が興味深い。
「トランプ氏はチンパンジーのαオス (ボス猿)のように騒がしく威嚇することで集団を支配する方法を知っている」
「極度に威張り、誰かが攻撃の兆候を見せようものなら即座に反撃できるよう準備することで高い地位を維持しているαオスにそっくりだ」 なるほど
チンパンジーの群れの映像をみると、そっくりだ。

女優のメリル・ストリープさんがゴールデングローブ賞授賞式の挨拶で、トランプが障害のある米紙記者を卑下したような真似をしたことに触れ、
「軽蔑は軽蔑を招き、暴力は暴力を招く」と訴えていた。
既に学校などで、大統領が言ってるのだから、やっているのだからと、移民排斥の差別行為が蔓延しているニュースも報じられていた。
アメリカファーストとはそんなことか。

今夜トランプが初めて公式記者会見をするらしい。


後光


コメント (10)
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