『パウロの勧めに学ぶ-“高く上げられたイエスを通して実現すること”』(ピリピ書講解説教第24回)ピリピ2:5~11 2021年11月28日小山コミュニティチャペル礼拝
2021年11月28日礼拝メッセージ 要旨
■『パウロの勧めに学ぶ-“高く上げられたキリストを通して実現すること”』(ピリピ書講解説教第24回)
■聖書箇所:ピリピ2:5~11
■中心聖句:ピリピ2:9~11 それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名を与えられました。それは、イエスの名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが膝をかがめ、すべての舌が「イエス・キリストは主です」と告白して、父なる神に栄光を帰するためです。
・人にとって必要なもの、なんでしょう?
・いろいろあるでしょう。健康のためなら、栄養、睡眠、・・・。
・人との関わり。願いや目標。趣味なども。
・では、聖書は、人が必要としているものについてどう教えているか。
◇聖書箇所をお読みください。
・ピリピ1:27~、パウロはピリピ教会に宛てて勧めを与えている。信仰生活のあり方が記されている。福音にふさわしく生きよ、等。
・2章になると一致の大切さが勧められている。一致のための手がかりは、へりくだり・謙遜!その究極の模範、イエスであることが、キリスト賛歌を通して示されている。
・6~11節、パウロ以前の初代教会で歌われていた賛美歌、と考えられている。(「キリスト賛歌」)
・先週は、高く上げられたイエス・キリスト、について学んだ。
・今日は9~11節を中心に。テーマは、「高く上げられたキリストを通して実現すること」!
・この箇所が教える人の必要とは?
・10節 ・・・すべてが膝をかがめ、・・・。
・礼拝の姿を表している。
・ここから学ぶことができるのは、
1.人間にとって根本的に必要なことの一つは、神と人間、両者にとってふさわしい「神への礼拝」です!
・聖書はこう教えています。
・「人間の根本的な必要その1」は、「神との関係」が回復されること!「救い」!
・「人間の根本的な必要その2」は、あるべき神と人間との関係である「神への礼拝」!
・人間は神を礼拝し、神は礼拝を受けられる。
・イザヤ43:7 わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、わたしがこれを創造した。
・神への礼拝 「退屈な儀式」のたぐいではない!
・礼拝=日曜礼拝そのもの、ではない!一つの表現ではあるが。
・礼拝、とは、人生のすべてにおいて神を喜び、神の恵みを喜ぶこと!
・参考 第一コリント10:31 こういうわけで、あなたがたは、食べるにも飲むにも、何をするにも、すべて神の栄光を現すためにしなさい。
・うるわしい、神への礼拝!
・ダビデは神への礼拝に生きた人だった!
・神様への礼拝、その中を生きていきたいですね。
・では、そのためにはどうしたら?
・イエス様は高く上げられた。(キリストの高挙)
・イエスの名において、以下のことが実現する。
(あ)すべての膝は、かがむ(礼拝の姿勢)。すべての存在するものが。
(い)すべての舌は、告白する。「イエス・キリストは主です」と。
・大目標である、「父なる神の栄光のために」!
・キリストが高く上げられ、すべてにまさる名を与えられた、その理由は何か?
・そのイエスの名によって、神への礼拝が実現するため。
2.イエス様が高く上げられ、すべてにまさる名を与えられたことを通して、そのイエス様の名によって神様を礼拝すること可能になったのです!
・エペソ3:12 私たちはこのキリストにあって、キリストに対する信仰により、確信をもって大胆に神に近づくことができます。
・私たちはイエス様の御名によって、父なる神様に近づき、礼拝をささげていくことができます!
3.ひたすらイエス様の御名に拠り頼み、イエス様の御名によって父なる神様に近づいていこう、と心に決めましょう!
・イエス様の御名に拠り頼みましょう!
○イエス様の御名を頼りとする、ということは、ほかのものに頼ることをやめる、ということ!
・感情・フィーリングによらず。
・努力によらず。
・熱心によらず。
・ただ、イエス様の御名を通して。イエス様を通して。その礼拝は、父なる神様に届いている!!!
○イエス様によって礼拝するなら、父なる神様に届いている、と堅く信じつつ礼拝していきましょう!
■宣言:イエス様、あなたは、十字架のみわざを成し遂げ、父なる神様によって高く上げられ、すべてにまさる名を受けられました。それは、私たちがあなたの御名によって父なる神様に近づき、礼拝をささげる者となるためでした!あなたの御名により神様に礼拝をおささげします!