この数年あまり百姓仕事もしなくなったので筋力が落ちてきていた。 昨年から木刀を振って筋力作りを始めようと考えていたので、剣道を長くやっている知人が木刀の選別などの助言をしてもらった。
重さは約610グラムで長さはごく標準的なもので、赤樫木製だ。 昨年は時間がなくて買えなかった木刀だが、それでよかったのだろう、何でも知識なしで闇雲に買うものではない、と言うのが今回のレッスン・ワン。
レッスン・ツーは、無双直伝英信流居合道を始めた、といってもたったの一時間ほど基本中の基本を教わっただけである。 関西高校の近くにある道場で初めてのレッスンを受けた。 二時間の予定だったのだが一時間で打ち切りになった、二時間やっていればその夜は箸も持てなかっただろう。
とにかく今度師範に会うまでは、単に筋肉作りと帯の巻き方や正しいかまえなどの基本の練習を続けることになった。 木刀の持ち方、振り方や足の位置に呼吸の仕方など体で覚え込まなくてはならない。
ただ単に木刀を振るだけでは飽きてしまうだろうが、振りながら正しい型や動きを覚えようとすると飽きるどころか思った以上に難しい。 等身大の相手が前に居ると想定して練習する。