長雨で家の中の片付けやコンピューターのファイルの整理などをしたので、古いファイルをかなり消去した。 どうしてこんなファイルをダウンロードしたのだろうと思うような画像も沢山あった。 まぁその時は良かれと思ってしたのだろうが、理由が思い起こせないこともある。
余り沢山色々なファイルがあると見返すだけでも結構時間がかかる。 ミュージックや動画のファイルならもっとものすごい時間がかかるだろう。しかし新しいテクノロジーは一部の人しか出来なかったことを一般化、大衆化してしまった。
デジタル画像になって一枚の画像を保存するのに大したコストがかからなくなった。 デジタルカメラ式で数打てば何枚かマシなのが写っているだろうの発想では、選別に時間がかかる事になるのではないか、でも全く新しい発想も生まれる可能性もある。
昔はバカちょんカメラと言われ誰でも簡単に写真が取れるカメラが流行った。 写ルンですなんて名前のカメラがあったようだ。 写メールとかインスタグラムなど、自分で映像を発信するのはは最近の話だが、インターネットの発達でまさかここまで来るとは誰が想像したでしょうか?
決定的瞬間という言葉がある、あの時カメラを持っていれば写したのに残念だったと思うことは昔は多々あったようだが、いまのスマホカメラでは、その心配はなさそうだ。
以前では見るチャンスなどなかったシーン、例えばISSからの映像とかアマゾンの毒蛇の脱皮の瞬間とかJWTの地球から最も遠いギャラクシーなど想像を絶する画像が快適な自室から楽しめる信じられないような時代だ。
いずれにせよ現代人の生活は昔の大金持ちの生活だと誰かが言っていた。 毎日好きなときにお風呂に入れ、大画面で個人映画館のように自宅で最新映画を楽しめ、世界中の料理を食べることができ、馬車や籠の代わりに個人で自動運転の移動手段を持つ、大層な進歩だと感じる。
西部開拓最後の西の端、ここ北カルフォルニアにいてそんなことを思ったりしているが、最新の技術もパワーがなかったり故障したりする問題はいぜんとしてあるようだ。 しかし長雨でネットに接続できなかったときは不便で困った。