その1、夜空の星
子供の頃に夜空の星をしょっちゅう見上げた記憶はそれ程無い、よく見るようになったのは大人になってここ北カリフォルニアの田舎に引っ越してからだろう。
この過疎地で夜空の美しさに改めて接したお陰でもあるが、別の側面絵画を勉強する過程で天文学や量子論に興味を持って独学で知識を増やしたのもやはり夜空のことを好きになって、しょっちゅう眺めるようになった原因だろう。
そんなことを考えつつ時間の流れに想いを浮かべると、誰もが感じるであろう夜空の星の計り知れない神秘的な魅力、とりこになってしまう不思議な美しさ。沢山の歌に歌われている夜空の星、太古の昔からそれ程変わっていないであろう夜の星を人々は見つめ何を想ってきたのだろうか?